週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - 2020-2021シーズン シーズンイン

今年の雪の多さは異常ですね。昨シーズンの初めに「今年の雪の少なさは…」と書いたのとは真逆の状況です。いきなりハイシーズンに突入、コンディションは最高、道路は大変な状況であります。

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koemu.hatenadiary.jp

2020/12/20(日)

サマリー

4:30頃

自宅を出発。そう、今年から自動車があり、かつスタッドレスタイヤも揃えたので、車で行けるスキー場に行くことができるようになった。
ただ、先日、大雪で関越道が通行止めになってしまい、関越トンネルを抜けるのはよそうかと考え、群馬県側のスキー場に行くことにした。

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休憩は4回。

まず、関越道に入り、三芳PAでトイレ休憩。そそくさと出発。関越道に入ると交通量がぐっと増える。

続いて、滑り止め規制が始まる赤城PAでトイレ休憩。ここもそそくさと出発。

さらに、関越道を沼田ICで降り、セブン・イレブン 沼田上久屋店へ。ここで、コーヒーと、丸沼高原スキー場のランチパック券を購入。リフト+ランチ1,200円がついて5,500円。道路はインターを降りてから早速圧雪バーン。

最後は、道の駅 尾瀬かたしなでトイレ休憩。一瞬、片品村ロードヒーティングに助けられるものの、このあとすぐにより厳しい圧雪+凍結路面へ。

道の駅以降の凍結路面に加えヘアピンカーブ*1と、ここまで来るためだけに少々疲れた…。途中、遅い車がいて、止まるな、止まったら凍結路の坂道発進が大変だから止まらないで*2と思ったりとか、速度はそこまで出さずにまっすぐ走っているつもりが突然スタビリティコントロールが働いたりとか、慣れない局面で結構な集中力を使った。
ただ、良かったこととしては、早く着けたので第1駐車場に駐車できたことだろうか。大変便利。

8:45頃

丸沼高原スキー場に到着。
駐車場料金は1,000円。新幹線じゃないからロッカー料金がなくていいやと思ってぬか喜びしていたが、そうだ、自動車だと駐車場料金ってのがあった…

9:15頃

滑走開始。車の運転で体が固まっていて、本当にゆっくりとスタート。まずは中央リフトに乗って、ゆっくりとプルークボーゲンから。
吹雪のため、昨日から運行開始だった日光白根山ロープウェイは運休。そのかわり、雪質は最高。関東にこんなに雪質の良いスキー場があったんだとちょっと感動。

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10:00

シーズン初めは、恒例のスキースクール入校。なんと、1名しかいなかったので、結果としてプライベートっぽくレッスンをしてもらえることになった。
いよいよ1級を目指すべく、本格的にシーズンに入ったわけなのですが、最近の検定のトレンドの話や、スピードを落とさずに流れるように滑るためのレッスンとなった。
特に、ターン前半の入り方、そしてターン後半で速度を殺さずに次のターンに繋げる手法を教えていただいた。
左外足右ターンで、後傾が出ていてテールが引っかかる時があって、これは直さないといけないのがはっきりわかった。
座学が多めでやや寒かったものの、完全にカスタマイズしていただいたレッスンだったので満足度が高い。どうもありがとうございました。

12:00

フリーラン開始。とにかく吹雪いていてリフトの上で「さむーい!さむーい!」とやや声を出しながら寒さに耐えつつ、滑り込みながら体を温めていた。
第5リフトを中心に回して、先ほど習った滑りを自分でやってみる。雪質がいいことはあるにせよ、レッスンのことを実践すると、だいぶスムーズに速度が出せるようになってきた。
また、オフトレでしっかり体幹を作っていたおかげか、去年に比べて体がよく動く。これだけでも気持ちがいい。

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13:00

ランチターイム!
レストラン とんふぁんの中で、1,200円の食券をピッタリ使えるのがこれ、豚丼セット+コーヒー。吉野家の特盛くらいは入っており、しっかり運動した後のお腹にはちょうど良い。
レストランの中で、クリスマスソングが流れていた。この時期にシーズンインができると、個人的にとても満足感が高い。

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13:30

もう少しだけ滑ることに。ちょっと日が差したりしたものの、相変わらずの強風でクッソ寒いのは変わらない。地吹ってるし。

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14:00

体力が残っているうちに滑走終了。代わりの運転手はいないどころか、この後は厳しい下りが待っている。エンジンをかけて、車の雪を落としつつ、ガンガンにデフロスターをかけて、出発可能な状況になるのを待つ。寒冷地仕様の車を買って正解だった。

イントラさんに、レッスンの合間の雑談で帰り道の気をつける点を聞いたところ、特に「ヘヤピン」と「スノーシェッドの直角カーブ」は30km/h以下で走るのを心がけたほうがいい、滑りやすく、脱輪すると動けなくなると教えてもらった。地元民の速い車にはさっさと抜いてもらって、後ろに誰もいない状況でゆっくりと下る。道の駅 尾瀬かたしなくらいまで下ると、そこまで気を遣わなくても大丈夫らしい、とはいえ東京都民には滅多にお目にかからない圧雪バーンなので、そこは慎重に。

途中の休憩は2回。

まず、道の駅 白沢でトイレ休憩。お風呂に入ろうかとも考えたが、お風呂に入ると眠くなるのと、明るいうちに都心に近づきたい気持ちもあったので、今回はパス。ちなみにここのお風呂には15年以上前に入ったことがあり、広かった記憶がある。

その後、再び三芳PAへ。ここまで渋滞なし。素晴らしい。
レーダークルーズコントロールを使って左車線を流していたら、車のコンピュータが道の駅からの燃費を21.3km/Lと表示している。これ、本当か?この車はハイブリッドではないのだがすごいな…

18:30頃

無事到着。大変お疲れ様でした。帰りのために体力を残しておいて正解だった。

おまけ

実は圧雪やアイスバーンの路面の運転は初めてだったのはここだけの話です。いきなり本番の経験を積むにはなかなかハードだったと思います。良い雪があるということは、厳しい道になることでもあるのを理解しました。

まとめ

  • 丸沼高原スキー場は関東随一の雪質とスケール。ただし日光白根山ロープウェイは今度来た時にお預け。
  • 1級の滑りは、速度を落とさずに、同じ速度かつ対称のターンを描けるようになることが大事。
  • 帰りの運転のために体力を残すことも大事。

*1:十数年前に夏の国道120号線を走ったことがありますがまるで違いますね

*2:念のためチェーンは積んである