週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - コブのカービング 入門

数年ぶりに神立スノーリゾート(神立高原スキー場)に来て、コブの滑り方を習いにきました。それも、いつもとは違う方法で。

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2022/01/09 (日)

サマリー

  • 場所: 神立スノーリゾート
  • 天候: くもり のち 湿雪
  • 気温: -2度 (6:10am)
  • 積雪: 170cm (6:10am)
  • 滑走距離: 20.3km (snoww)
  • 獲得標高: 3,195m (snoww)
  • 滑走時間: 5:34 (snoww)

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4:30頃

自宅を出発。関越道は良いペースで進み、休憩は高坂SAに加え下牧PAでは仮眠をとる。ただ、片品村方面に行く時と違ってゆっくり朝食を食べる場所がなく、あらかじめ買ったランチパックを食べる。

8:30頃

モーグル専門のスクール、KFBS(神立フュージョンバンプスクール)入学の手続きをする。さて、KFBSさんについて。ここは、よくあるスキースクールとはちょっと違って、モーグルのスクールである。インストラクターさんも、モーグルナショナルチーム経験者ばかりで、実際受けてみると活きた技術が学べている感覚がある。ただ、グループレッスン料金が他所に比べて倍近い(11,000円)のでちょっと覚悟がいる。

www.kfbs.jp

今回の目的は、先月末の八方での経験から、コブの滑り方をもっと磨いていかなければならないと感じたため、専門のスクールに飛び込んでみたと言う流れである。

koemu.hatenadiary.jp

手続き後、滑走開始。いつもの1・2・3プルークターンをした後、いろんなコースを一通りフリーラン。レッスン前のお楽しみタイム。気候はあったかめで、風も穏やか。

10:00

レッスン開始。
ここのレッスンにおける到達目標は、副校長を務められている西さんのこのインスタの動画だと思われる。

準備運動の終わりがけに、「パワーポジション」という言葉が出てくる。これは、ポジションはセンターなのは万事共通として、より脛をブーツに当てて、膝を曲げて低い姿勢を取れるようにする、というものである。これの練習から。なお、この後、滑るたびのこの「パワーポジション」という言葉ががずっと出てくる。大事なことなので2回書いた。
まずは、緩斜面でプルークスタンスで練習。最初、ポジションが立っていると言われていた。自分が想像する以上に、かなり脛をブーツに当てないといけないみたいで、結構な勢いで曲げてようやくOKが出る。次に、ターン時の重心が体の下にないという指摘。これは、角をつけて遠心力を使う整地のカービングターンと、コブのカービングターンとでの違いとのことで、そう言うもんだって飲み込みながらやったらOKが出た。外向傾の練習は、これは結構衝撃で、ずらさない!横滑りとはなんだったのかと言わんばかりに直線的にやることになった。ここでは「体が被っている」という指摘がある。すなわち、足首・膝・股関節をより曲げようとしているのに、上体のほうが曲がってしまっている、恥ずかしい状況となっていたのである。同時に目線も近くになっていて余計に良くない状態らしい。
続いて、KFBS専用ウェーブレーンへ。ここで、じっくり山を乗り越える時の板の動きを理解する。ここでも衝撃的な事実が発覚。ターンが早すぎるらしい。ブーツが山を乗り越えて、山の裏側を滑りながらターンしなければいけないとのこと。今まで山の裏を削っていたので、全くやり方が変わってしまう!
午前の終わりは、KFBS専用のコブレーンに入って、斜滑降の練習。やっぱり被ってるらしい。

最後に、質問コーナー。横滑りと今日のモーグラーがよくやるカービングターンの違いについて。横滑りは技術の一つとして存在はするけれども、より高度な次元を目指すならカービングターンをマスターしていってほしい、とのこと。また、検定を受けたり大会に出るにあたっても、コブの裏を滑っているところをジャッジに見せる点でもカービングターンの方が一日の長があるとのことだった。あと、ちゃんとできればスピードコントロールも問題なくできるとも言われている。

12:00

ランチタイム。からあげと焼きそばという、結構ハイカロリーなものをいただく。1,200円。

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その後、レッスン受講者の腕章をつけているとKFBS専用のコブレーンに入っていいそうなので、そこで2本練習。結構意識して、コブの裏を板で舐めるように滑りながら、板の先端がコブにぶつかったかなと思うくらいのところでターンさせてみたりした。なんとか滑り降りることができるものの、ポジションが遅れているのは自分でもわかる。

ここで、本日の神立のコブレーンの紹介。

メインの中級 レグルスは4レーン。

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レグルスの下にある、初級 ポルックスは2レーン(+KFBS専用レーン)。

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上級 ヘラクレスは1レーン。なお、エアー台が設営中。

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13:30

午後のレッスン再開。まずはパワーポジションの復習から。

その後、緩斜面でプルークスタンスで練習→コブに入って実践→斜滑降→ウェーブに入ってターンのタイミングの復習、のルーティンを繰り返す。
プルークの練習をしているときに、リズムを早めた際に板を横に押す挙動が見られるので、引き続き前に落とす感覚を忘れないよう指摘を受ける。続いて、斜滑降の時は、ストックの持ち方が前になってない(横になっている)ので、それを見直しましょうとのこと。たしかにモーグラーの人のストックの持ち方は結構前である。
そうしているうちに、整地の滑り方は問題が解消してきた。あとは、コブレーンに入ったときに、スタートの時のまま、パワーポジションを維持しながら、体をかぶせず胸より上は遠くを見つめ、特にコブの裏側を滑っている時のポジションが崩れないように練習を続けてほしい、とのことだった。

最後に、質問タイム。吸収動作は議論になかったけれどどうなのかについては、特にここでは特別な指導はせず、あくまでパワーポジションの維持によって常に板のセンターに乗れるように、そして斜面に対し90度を維持できることが大切とのこと。ストックワークについても議論がなかった点は、持ち方は重要だが突き方は人それぞれとのことであった。

15:30

レッスン終了、フリーラン再開。
さて、これは大変なことになったと内心では思っている。というのも、今まで練習してきた横滑りをもとにした滑走法ではなく、カービングターンを覚え直すことになるからだ。実は、モーグラーがよくやるカービングターンは自分は永遠にできないだろうと思って気にもかけていなかった。それが、レッスンの中で「練習すればできるようになる」ことがわかったためでもあった。

まずは、あらためてプルークスタンスでポルックスのコブに入る。めちゃくちゃ深く掘られているので結構大変ではあったが、コブの裏を舐められるように膝を曲げて脛をブーツに当て、そして遠くを見るように胸の上を意識すれば、コントロール可能になることがわかる。ただ、ターンが早すぎるのはまだ解消できていない気がする。これは滑り込まないといけない気がしてきた。

それにしても、湿り雪が半端ない。ゴーグルがどんどん曇る。白馬や片品だと雪が降ってもゴーグルが曇ることはなかった。

16:30

ゴーグルが曇ってしんどいのでここで終了。
スキーセンターにある神の湯に入り、その後はフリースペースでしばし仮眠。関越道の渋滞がひどそうなので、休憩しつつピークタイムをずらしていく作戦。
最後に、1Fでおでんを食べてスキー場を発つ。

19:00過ぎ

帰宅開始。関越道は、赤城高原SAを先頭に5km、駒寄PAの先を先頭に12kmほど渋滞がまだあった。そのあとが大変で、前橋を過ぎたあたりから流れ出したと思ったら、一触即発のなかなかこわい雰囲気になっていた。嫌な予感がしたので、多少遠回りにはなるが早々に北関東道東北道経由に変更。これは功を奏していて、大変静かな気持ちで帰ることができた。今度から往復共々このルートの方がいい気がしてきた。休憩は波志江PAのみで、自宅には23時前に到着。

おまけ

モーグルの板は、物によりますがビンディングの開放値がかなり高く、担当していただいたインストラクターさんのものは8からでした!*1これは、エアーの着地で誤開放されないよう高めに設定できるんだそうです。当然、転倒時には簡単に外れなくなるのでケガは怖そうなのと、実際に練習や競技中に外れるケースはかなりの衝撃がかかっているという話です。ナショナルチーム以上の人のみが使えそうな玄人専門のビンディングってのがあるのを初めて知ったのでした。

復習で読んでいた、この記事も参考になりました。

mogul2.blog.shinobi.jp

まとめ

  • パワーポジション: 膝をしっかり曲げて、脛をブーツに当てるようにしながら、センターポジションを取る。
  • 重心は真下をキープで、ここは整地のカービングと違う点。
  • ターンの始動は自分の場合は遅いくらいでちょうどいい。

*1:僕の板は4〜12で6にセットされています

滑走日報 - いつものゲレンデでスキー初め

昨年よくお世話になった、かたしな高原スキー場で今年もスキー初めです。1/2から日帰りですね!

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2022/01/02(日)

サマリー

  • 場所: かたしな高原スキー場
  • 天候: 快晴
  • 気温: -9度 (6:30am)
  • 積雪: 130cm (6:30am)
  • 滑走距離: 21.1km (snoww)
  • 獲得標高: 3,491m (snoww)
  • 滑走時間: 2:53 (snoww)

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4:30頃

自宅を出発。給油して高速道路へ。渋滞こそなかったものの、交通量は多く、かつ沼田ICから先の国道120号線は-10度以下で圧雪アイスバーンとなっており、かなりゆっくりのペースで進む。途中、高坂SAでトイレ休憩、道の駅 かたしなで朝食を食べる。
ここの朝食、今年は基本のごはんセットがなんと360円。これに、オプションをつけていく感じになる。それでも写真の構成だと420円とリーズナブル。

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9:00

滑走開始。昨日の降雪後の晴れ間、すなわちTHE DAYで大変気持ちいい!まずは、かえでコースで足慣らし。噛む噛むピステンかけたてバーン!
快走した後は練習開始。あらためて1・2・3プルークターンでポジションチェック、山足横滑りなどのバリエーショントレーニングをしてポジションを確かめる。
その後は、つつじコースでショートターンメインで、かえでコースでロングターンとフリーを気分によって入れ替えつつ練習をする。
あれ、あんまり山足に乗れていな気がする。持っていかれる。いかんやん。元には戻ってないけれど学びが後退している。

11:00

早めのおひる。去年は入ることのなかったセンターハウスの食堂へ。きつねうどんとおこわのセット 950円。おこわ、結構固め。

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11:30

早めの午後の部の練習。動画を撮りつつ練習。ポジションは良さそうなんだけれど、ターン後半で足が広がるのがカッコ悪い。直したい。
それでも、山足を、ソールで雪面を撫でるように、ゆっくりひねりを作りながら重心がターン孤を作れば力はそれほど使わずにゆったり滑られることが体に定着しつつある。


13:30

だんご汁の振る舞いがあるとのことで、練習の途中で寄る。おいしくいただきました!

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その後も練習を続ける。

15:00

1・2・3プルークターンで締めて、練習終了。
関越道の渋滞予測によると、わりかししんどい予想が出ているのと、そもそもUターンラッシュに巻き込まれるのが辛そうなので、帰宅時間はピークをずらすことに。
そこで、花咲の湯に、お風呂と夕飯を食べるために寄ることにした。お風呂はそこそこ混んでいたが芋洗い状態というほどでもなく安心。時間稼ぎにじっくりサウナを堪能した。夕飯はヒレカツ定食。

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22:00

帰宅、できた。ピークを外しても、関越道は坂戸東ICを先頭に断続的に30kmは渋滞していた。いやはや参った。関越道のUターンラッシュは半端ない。これには懲りた。国道120号線の凍結による徐行も相まって通常より1〜1.5時間はかかった。

おまけ

スキー場を出ようとした際、車の横に雪だるまを作った後がありましたw 子供が多いスキー場なので、どこかの子が作ったのでしょうww

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まとめ

  • 山足を、雪面を撫でるように扱え!
  • 重心がターン孤を作るように!
  • ただターン中盤で足が広がる症状はなんだろうか、原因を探りたい。

滑走日報 - 雪山籠り 5日目 白馬五竜

最終日です。11:00までに白馬を出ないといけない事情があっため、朝イチから10:00まで滑走です。

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2021/12/28(火)

サマリー

  • 場所: エイブル白馬五竜スキー場
  • 天候: くもり のち 晴
  • 気温: -8度 (アルプス平 6:00am), -7度 (とおみ 6:00am)
  • 積雪: 185cm (アルプス平 6:00am), 90cm (とおみ 6:00am), 70cm (いいもり)
  • 滑走距離: 11.4km (snoww)
  • 獲得標高: 1,927m (snoww)
  • 滑走時間: 42 (snoww)

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6:45

起床。たちまち朝食の時間。今日も安定のおいしさ。

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今日も宿泊者専用特別リフト券(びっくりするほど安い)を出していただき、「時間ないでしょうから早く行きましょう」と早めに送迎していただく。

8:00

スキー場に到着。ゴンドラに乗ろうと思ったら、「アルプス平のリフトは強風のため、風が落ち着くまで運休。*1」とのアナウンス。新雪 +30cm の発表があったので期待していたのだが、やむを得ないと思い、とおみゲレンデを少し滑って、いいもりゲレンデに移動。
ある程度斜度があるところで楽しもうとコスモフォーリフトに乗ると、ストレートウイスキーコースにも昨日よりも雪が積もっていた。同時に、パトロールの人が見回りをしたと思われる滑走跡もあった。

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粛々と迂回路を滑ろうとしている際、パトロールの人が作業をしているのでみていたら…なんと、規制解除キター!歓喜!!!

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実は、ストレートウイスキーほぼ全ての距離の新雪を滑り切るのは、万が一帰る時に怪我をしたらどうするか、少し葛藤はあった。一方で、せっかく1級を狙えるレベルに来ているのにも関わらず、今シーズン誰も滑っていないバージンスノーをここで見逃すのももったいないという気持ちも同時にあった。そして、満を持してストレートウイスキーに酔いしれるのであった。スピードが出にくい雪であったのもある種良かったのかもしれない。この幸福感はどこで味わえようか。

なお、ここのインストラクターさんが華麗に新雪をショートターンしていて、きれいな雪煙が舞い上がっていたのが、リフトから見ていて大変きれいだった。五竜の中では標高が低いポイントであるものの、珠玉のコンディションであったと言える。とはいえ、けがをしたら元も子もない気持ちも戻ってきて、1本で終わらせることにした。

最後は、とおみゲレンデに戻ってクルージングし、1・2・3プルークターンで締めた。大変美味でした、ごちそうさまでした。

10:00

滑走終了。宿まで送っていただき、お世話になりましたとオーナー夫妻にごあいさつして家路に着く。車の周辺の除雪までしていただいた。最後まで丁寧にしていただいた。
帰りは天候が安定している中央道経由を選択。太陽が差していたため、佐野坂あたりの凍結もマシになっていた。とはいえ、白馬村内の雪道は怖い。大町あたりまで雪道は続いていた。途中、道の駅 池田でトイレ休憩。

12:15

長野道に入る前に、ガソリンスタンド サンリツ 豊科南SSで給油・洗車、そして隣のセブンイレブンで軽食を購入。ここの洗車場、なんと洗車後に車を拭き取るタオルを貸してくれる。おかげで雪で汚れた車をきれいにすることができた。ガソリンはここまで走って25Lと半分の消費だったため給油しなくても帰宅はできたかもしれないが、念のためというところ。それにしても、雄大な景色が印象的なところだった。高速のインターも近くて便利。今度から白馬の帰りはここで洗車と給油をして帰ろう。

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中央道の諏訪あたりでは諏訪湖八ヶ岳連峰が、小淵沢から甲府までは富士山がとてもきれいに見えた。時間があればじっくり眺めていたいほどだった。ただ、予定があるので先を急ぐ。途中、談合坂SAで休憩。乾いた路面の日中の走行は、夜間の雪道の走行に比べたらだいぶ楽だなと感じた。そして、なんと清々しい家路なのだろうと感激してしまった。

そして、17時前に東京23区内に到着。問題なく予定をこなして、帰宅。けがなく、事故なく雪山籠りを終えられたことに感謝。

おまけ

5日の雪山籠り、良い思い出しかなくて最高の今年の締めくくりでした。感無量です。

まとめ

  • ひとり宿泊なのに4泊5日を手厚くもてなしてくれた「わたぼうし」さんに感謝。
  • パウダーに突っ込むリスクと、パウダーに突っ込む快感との葛藤。
  • けがなく、事故なく、帰るのは大切であり、気を配り続けていきたい。

*1:午後になって運転したと聞いています

滑走日報 - 雪山籠り 4日目 白馬五竜&47

昨日、圧雪凍結路面の運転が大変なのを痛感したのと、せっかく五竜が近くにあるので、そちらに行くことにしました。

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2021/12/27(月)

サマリー

  • 場所: エイブル白馬五竜スキー場
  • 天候: 粉雪
  • 気温: -11度 (アルプス平 6:00am), -7度 (とおみ 6:00am), -6度 (いいもり 6:00am)
  • 積雪: 170cm (アルプス平 6:00am), 90cm (とおみ 6:00am), 50cm (いいもり 6:00am)
  • 滑走距離: 28.9km (snoww)
  • 獲得標高: 4,800m (snoww)
  • 滑走時間: 3:42 (snoww)

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  • 場所: Hakuba 47 Winter Sports Park
  • 天候: 粉雪
  • 気温: -10度 (トップ 7:11am), -7度 (ベース 7:11am)
  • 積雪: 170cm (トップ 7:11am), 55cm (ベース 7:11am)
  • (snowwのログは五竜と合算)

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6:45

起床。たちまち朝食の時間。安定のおいしさ。
宿泊者専用特別リフト券(びっくりするほど安い)を出していただき、さらに送迎していただく。最高。
なお、この日の道路は圧雪凍結バーンで、スキー場からすぐの坂のコーナーは危険ポイントだということを教えてもらった。川沿いにガードレールがないので、コントロールを失って川に飛んでいってしまう事故が実際にあるそうだ。また、登っている時に向こうから突っ込んでくることも想定した方がいいとも教えてもらった。

8:15

スキー場に到着。まずはとおみゲレンデで体をあっためた後、ゴンドラに乗ってアルプス平へ。
テクニカルコースやその周辺にパウダーが10〜30cm積もっており、グッと冷えた気温と共に降ってきた軽い新雪の上をぴょんぴょん楽しむ。積雪量が物足りないという地元の人の声はありつつも、これは最高すぎるのでは…!何度か楽しませていただいた。

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しかし、-10度以下でそれなりに風のあるアルプス平に長居する体力がなかった。足は冷えて冷たいし、ふくらはぎは連日の滑走でむくみ始めていて、あんまり無理してはいけないというシグナルを感じた。止むを得ずここはいいもりゲレンデまで下山することにした。

10:00

いいもりゲレンデのミルキーフォーリフト沿線の緩斜面で、バリエーショントレーニングに取り組む。主に、おととい八方で習った、トップ&テールコントロールの1・2・3プルークターン、山足の横滑りなどである。やってみると意外に忘れている。復習は重要である。

koemu.hatenadiary.jp

それにしても、周りは小学生ばかりで、大の大人がバリトレをやってるのもなかなかシュールである。
感触を掴めたら、コスモフォーリフトに乗って急斜面で山足のコントロールが丁寧にできるかを確かめに行く。わりかし問題ない。ただ、時々、アンジュレーションで体が乱れてミスにつながっている。なお、ストレートウイスキーコース*1は積雪量不足で閉鎖されており滑ることはできなかった。

11:20

いいもりゲレンデでランチタイム。人がそこまで多くなく、ゆったり食べられた。というか、いつもピークを外しているからゆったり食べられている気もする。

12:00

引き続きいいもりゲレンデでバリトレを少ししてから、47に向けて移動。
雪質の良いRoute 1をゆったり滑る。おとといのレッスン以降、1級こそ取れなかったものの、楽にゆっくり滑る技術を体得することができつつある。昔々、苦労して降りたRoute 1を気持ちよく滑られるようになったのは、40歳にして自分自身の成長を感じる。ここは自分の変化を感じられる場所とも言える。

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初めて来たのは2008-2009年のシーズンのことで、当時は2級に箸にも棒にもかからなくて苦労していた頃である。でも、当時のブログにも楽しいって書いてあるから、やっぱり楽しいんだと思う。

13:30

五竜側に戻る。下山コースがだるいのでゴンドラで下山。割と景色が良くてゴンドラの下山も捨てたものではないなと思った。

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とおみゲレンデで山足を意識しながらゆっくりクルージング。アルプス平が寒いせいか、とおみゲレンデは大人気だった。
最後に、プルークに始まりプルークに終わる、という教えの通り、初心者用のリフトに乗った後、じっくり1・2・3のプルークターンを仕上げて終了。

14:45

滑走終了。今日もコーヒータイムを作って一息ついてから、お迎えに来てもらった。お迎えに来てもらうと本当に楽である。

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お風呂に入って、夕飯は洋コース料理をいただく。最後は、常連さんとオーナー夫妻と少し雑談をして、解散。お世話になっているわたぼうしさん、各種旅行サービスからの評価も高く、かつ常連さんも良い方ばかりで、いいところで泊まれたなとという気持ち。

おまけ

風がそれほどなくても、-10度あたりになると本当に寒くてたまらない。足元の防寒対策をそろそろ考えないといけない気がしている。

まとめ

  • 無理をしない。
  • 復習大事。
  • レベルアップを楽しむ。

*1:五竜の検定バーン

滑走日報 - 雪山籠り 3日目 白馬八方尾根 1級受検 2回目の挑戦

寒波押し寄せる八方で、2回目の1級受検に挑戦することにしました。八方名物オープンジャッジを体験してきます!

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2021/12/26(日)

サマリー

  • 場所: 白馬八方尾根スキー場
  • 天候: 粉雪 時々 吹雪
  • 気温: -11度 (黒菱 8:17am), -10度 (うさぎ平 7:43am), -6度 (名木山 8:07am)
  • 積雪: 120cm (黒菱 8:17am), 115cm (うさぎ平 7:43am), 35cm (名木山 8:07am)
  • 滑走距離: 14.4km (snoww)
  • 獲得標高: 2,883m (snoww)
  • 滑走時間: 2:29 (snoww)

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6:45

起床。たちまち朝食の時間。昨日に続いてあったかくておいしい。最高。
今日も八方の第6駐車場に車を駐める。忘れ物はなかったので安心。

8:30

検定の受付をして、レッスンが始まるまで少しだけ名木山を滑り込む。この時は何の不安も自分になかった。コブ以外。

9:30

2日目のレッスンスタート。自分のグループは2名のみでやることになったので、ほぼプライベートレッスンだった。
まずは昨日同様、名木山のリフトを降りたらプルークでトップ&テールコントロールの復習*1
次は、パノラマゲレンデで種目の実践トレーニング。ここで指摘されているのが、ロングターンやフリーでのワンミスの問題と、ショートターンでターンスペースを広めにとった時の遅れだった。だいたいできるだと、1級は通らないという現実を伝えられた気がした。けれども挑戦者の気持ちなので落ち込むほどではなかった。
さらに、ソデグロ*2で「不整地」の練習。1級の検定向きのコブがないので「不整地」でやることになる可能性を示唆されていた。ここで、不整地の時に板は揃えるのではなく、どちら側にも捻ることができるように山っぽく板を形作ると対応がしやすいことを教わった。なお、試験には入らなさそうなソデグロ下部を移動している時に、気持ちよくパウダーを滑って…味わっていたら思わず「ヒャッホゥ〜」という声が出てしまったw なお、インストラクターさんは笑って「それでいいんですよ、楽しんでいきましょう!」って言ってくれて安心した。一瞬、練習を忘れる楽しいひとときだった。
レッスンの最後は、リーゼンを下りつつ仕上げて、最後はプルークボーゲンでポジションを確かめる大切さを学んで終了。プルークに始まりプルークに終わる。

11:30

名木山でランチを食べる。カルビクッパで体を温める。

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その後、体をあっためるために1本だけ名木山を滑る。雪が徐々に増えてきて昨日よりは安心して滑ることができる。

12:30

1級・2級、検定開始。
パノラマゲレンデ下部の落ち込みで大回り→小回り→総合滑降(2級はシュテムターン)を行う。大回りと小回りはセットなのだが、非常に距離が短くてワンミスでアウトになる。

  • 大回り: 69点 (ワンターン目が決まらなかった)
  • 小回り: 69点 (ターンスペースを広げて表現する際に遅れている)
  • 総合滑降: 69点 (2回目のギルランデに入るのが遅かった)

もう不合格は分かっているのだけれど、1点減点で済んでいる!
最後は、リーゼン上部の左脇にある不整地で最後の種目を実施。

  • 不整地: 69点 (捻りの表現が甘かった)

以上!不合格でしたが昨シーズンを思い起こせば上達しました自分!!

koemu.hatenadiary.jp

オープンジャッジは、巷で言われるほどにはそこまで緊張しなかった。ギャラリーの方もそれなりにいた。今シーズン、始まったばかりなので引き続きがんばっていこうと思う。
なお、合格者は、1級(7名)・2級(3名)でそれぞれ1名。参加者が結構少ない回だったらしい。

名木山に降りるまでの間、任意参加のワンポイントアドバイス会を開いてくださった。ここで、板を面を扱う感覚を教わったりした。角をつけすぎているのも良くなかったかもしれないなと振り返ったりした。

1.5日の間、お世話になったインストラクターさんに挨拶して、コーヒーを飲んで一息つく。

15:00

滑走終了。車の気温計は-7度、圧雪凍結路面でこれは明るいうちに帰るべきだろうと、安全のためすぐに撤退することにした。

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お風呂に入って、洗濯をして、夕飯は和のコース料理をいただく。ごはんもおかわりして、お蕎麦もおいしくいただき、最高であった。至福のひとときの中、この文章を書いている。

おまけ

八方の1級が難しいと言われるのはどうしてなのかなと思ったのですが、個人的に感じたのは以下の点です。

  • 演技できる距離が短いのでワンミスでアウト (他はもっと長い気がする)
  • 斜面設定が割と難しい(八方自体が基本難しい)
  • 正確なスキー操作を見逃さない (これ1.5日レッスンを受けると何を見ているか散りばめられていることがわかる)

その上で、見ていると「ああ、この人は合格点だな。」って人は70点以上が出ています。いかなる状況でも余裕でできるようになれば合格、って感じでしょうか。まあ、こう考えると難しいんじゃなくて、スキーの技術に極めて忠実だったんだなと理解しました。

おまけ2 (2021/12/29追記)

同じ日に受検していた、小学校3年生の子の受検記が、地元YouTuberさんに取り上げられていました。ちなみにチラッと写っているビブナンバー2が僕です。この子、すごく上手でした。僕も合格に向けて引き続きがんばろうと思いました。


www.youtube.com

まとめ

  • 1級にたどり着くには、どんな時も安定した滑りを示せるかにかかる。
  • 昨日取り組んだメニューを取り組みながら、滑りに磨きをかける必要がある。
  • 楽しく、真摯に、そして向上心を持って続ける。

*1:ちなみにインストラクターさんは、最後まで「トップコントロール」とか「テールコントロール」という専門用語は使わなかった、でも理屈で説明してくれるのですごく良くわかる。

*2:うさぎ平と黒菱の間