週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - 2019-2020シーズン シーズンイン

今年の雪の少なさは異常ですね。昨年末にシーズンインできなくて、いつの間にか1月中旬になってしまいました。

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2020/01/11(土)

サマリー

  • 場所: GALA湯沢スキー場
  • 天候: 快晴
  • 気温: -3.8度
  • 積雪: 110cm
7:40

とき 301号→たにがわ 71号でGALA湯沢駅に到着。3連休初日で、指定席が取れず、始発のときの自由席で越後湯沢駅まで行き、そこからガーラ湯沢行きに乗り継ぐ。たにがわ71号は自由席が3両しかなく競争も激しそうだったので東京駅からは乗ることはしなかった。新幹線特急券は、通常は通しで使えるのでこういう技が使える。

今年は雪が少なく、ガーラ湯沢スキー場でさえオープンが年末までずれ込んでいた。そして、南エリアも今日からようやくオープン。越後湯沢周辺では、麓までオープンできていないスキー場がまだあるらしく、本当に悲惨である。

8:00

滑走開始。とりあえず滑り出したところ、ブッシュとかは出ていなかったので安心する。しかし、3月を思わせるような暖かい晴天と、ガリガリのバーン。通常、1月というと吹雪いていて寒いものなのだが、今年は違う。

一方で、秋から始めた筋トレの成果をひしひしと感じる。通常、自分のシーズンインは板が踏み込めなくてふらふらするのが定番だったのだが、今年は違う。軽くプルークボーゲンでポジションを確認した後、エンターテイメントコースを一気に滑り降りると、外足がしっかり踏み込めるし、何より怖くない。

10:00

今年もスキースクールへ入校。上級コースを選んだ。今年はスキースクールの建物が建て替えられ、集合場所がほんの少しだけ変わっていた。まあ、例年通っている人は迷うことはない場所ではある。しかし、スキースクールの建物に移った受付(ゴンドラを出て左だったのが右になる)が狭くなってしまい、めっちゃ並んでいて少々困ったりした。

今回のメニューは、クロスオーバーと外傾である。人が多すぎて2グループに分かれてスタート。
「まずはみなさん、一本滑って見せてください。」といわれて、おっ、みんな既に数回滑っている中で、自分はシーズン1日目だが大丈夫か…と思ったが、「シーズン1日目にしてはよいですね、ここガチガチに固まっていて滑りにくいはずなんですよ。」と言われて、多分大丈夫だったんだろうなと肩を撫で下ろす。
一方で、「問題はないんですけど、前後動がないですね。今からこの練習をしましょう。」となり、クロスオーバーの話が始まる。ポイントは次の3つ。

  • クロスオーバー時、ももを立てる。縦に抜重してはダメ。
  • ターンに入る時、腰を低くしつつも弧の内側に内傾して入れる。
  • 外側の脇はきちんと締める。

これ、割と難しい。「完成したらテクニカルレベルです」と言っていたので、1級をまだ取れていない自分はできなくても不思議ではなく、できるようになったらワンチャンあるのでは、と思わせるものであった。
実際やってみると「あー、クロスオーバーの時、縦に抜けてますね。ももを立てるんです、こうやって(と言われつつ静止状態で姿勢を直される)。」や、「X脚になってます(これだと両方のインエッジが立ってしまって制動が難しくなる)、足の幅は問題ないのですが、この場合はもう少し閉脚にするか、意識して縦に踏むようにがんばってください。」と指導を受けた。
ではプルークスタンスでやってみましょう、となってやってみたところ、自分ともう一人が「しっかり外足に乗れて良いプルークボーゲンなんですが、今はターンオーバーを見せるようにしてください。」と指導を受ける。あっ、できてないというのがわかる。
最後にフリーランで締める際も「3ターン目、ちょっと遅れてました。」と言われて、確かにクロスオーバーを考えすぎて遅れていたのを認めるしかないという状況だった。

というわけで、午前のみで終了。時間はちょっとだけオーバー。

12:15

午前券なので、13:00前までフリーラン。北エリアが空いているので、こちらで練習。今まで外足を中心に滑っていたので、速度コントロールは楽でもちょっと疲れるなと思うことがあった。それが、内傾とクロスオーバーを意識しながら滑ると、あら不思議、スイスイと滑り降りることができる。本当にスイスイと行く。これは発見であった。

念のため、北エリアの奥にある緩斜面でプルークスタンスでも練習してみる。これも、先ほどよりはちょっと良くできたのではないかと思う。ちなみに、北エリアの奥の緩斜面は空いていて、コソ練におすすめ。

最後に、ジジを気持ちよく降りて終了。この頃になると、バーンは少し緩んで滑りやすい状況であった。

13:00

滑走終了。いつも通りスキーセンターに降りてお昼を食べる。豚汁定食、1,150円。

13:38の新幹線に間に合う時間ではあったのだが、帰りはマル契の指定席特急券だったので、変更ができない。仕方なく、14:35のMaxたにがわ 176号の時間まで、スキーセンター 3Fの座敷で昼寝をする。今度から13:38でいいな。

14:35

Maxたにがわ 176号で帰宅。改札が、自動改札対応の人と、JR East PassやJapan Rail Passを持つ人(有人改札)の列で分けられていた。ここ数年、列が少し混乱気味だったので、この判断は助かる。

指定席 1Fはほぼ貸し切り状態。誠に快適。一方、自由席はJR East PassやJapan Rail Passを持った外国人観光客で大変な賑わいだったようだ。

おまけ

今シーズンから、移動時に使う荷物入れをカートからリュックに変えました。このリュック、なんとスキーブーツとヘルメット、そして日帰りに必要な最低限の道具を全てしまうことができます。駅での移動でカートを引くより機動力もあり、ロッカーや網棚(ただしE4系Maxは無理)にも収容できて便利です。しかし、Amazonだとヴィクトリアより2,000円近く安いじゃないの、なんてこった。

まとめ

  • ターンオーバーをマスターすれば上級者の仲間入り
  • 筋肉がない人にとっての筋トレは正義 (諸説ありますが筋肉がない人は一考の価値があります)
  • 背負うタイプの鞄は機動力が高くてよい