週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - シーズンの締めは暑ささえ

ガーラ湯沢スキー場は昔からよく通っていました。今シーズンも、締めでやってきました。

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2022/04/10(日)

サマリー

  • 場所: GALA湯沢スキー場
  • 天候: 快晴
  • 気温: 7度 (5:30am)
  • 積雪: 230cm (5:30am)
  • 滑走距離: 12.4km (snoww)
  • 獲得標高: 2,192m (snoww)
  • 滑走時間: 5:25 (snoww)

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7:59

たにがわ 73号でガーラ湯沢駅に到着。新幹線でスキーに行くのは2020/02/12以来で、少しずつ物事が正常化しているのを実感している。なお、今日はJREポイントがたくさん貯まっていたので、往復共に新幹線のきっぷ・特急券はポイントで全部賄えていて大変お得。

8:15

ゴンドラに乗車し、滑走開始。4月中旬だが、積雪量は十二分にある。このスキー場は日頃から混雑気味ではあるので留意しつつではあるが、1本目は一気にジジコースを滑り降りる。特に最後の落ち込みが昔と違って短く見える。あんなに苦労して滑ってたのに何事もない。スキーを再開して初級者だった2007-2008シーズン(もう14年前)からここにきているので、今シーズンでの明らかな成長を感じる。20代の頃にもっと体を鍛えて遊ぶんだったと少し後悔の気持ちがあるが、時間は戻らないのでこれでいいのだ。

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9:00前に山頂のコースが開いたので、ほぼファーストトラックを刻ませてもらった。GALAは圧雪が綺麗で、かつこの時期は硫安を撒いてくれていて朝イチは春でもたいへん気持ちいい。

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その後に、スキースクールの入校手続きを済ませて、集合時間まで滑り込む。1時間であっという間にナチュラルバーンだが、踏み込めるようになったので何の不安もない。白馬で春の雪で1級検定 大回り 70点出せるってこういう力がついた証拠なんだと自信がつく。

10:00

スキースクール 講義開始。今日はコブ入門を選択。小回りと不整地が69点なのでやり直しである。

まずは整地で逆ひねりとベンディングを使ったずらしのターンの練習。板はずらせているが、お尻が横を向いているとのこと。やっぱり体が硬くて動いてないのがわかる、これが正しくお尻を後ろに落とせていないと小回り・不整地共にターンが前に進めない。来シーズンまでに可動域を増やすオフトレに励む理由が強化された。

続いて、意図して体を振りながら高速に逆ひねりターンしながら進む方法。だいたい問題なさそう。

この日のエンターテインメントコースは縦コブがびっしりできていたので、振り幅を広げる練習ができそうなのが「スーパーエンタ」と俗に呼ばれるエンターテインメントコースの支線に行く。ここで、横滑りでゆっくり降りて数ターンは問題なし。

午前中の最後に、スーパーエンタで足を揃える、特に内足を中心に弧を描くように滑る練習をする。なんと、これをやろうとすると右外足だとうまくいかない。なんと、苦手な回転方向だと内足が自由に効かない感覚がもろに出てしまっている。なんてこった。

それにしてもめちゃくちゃ暑い。スキー場は日除けはないため、炎天下で滑っている感じがある。多分20度近かったと思う。ペットボトルの水も午前中で使い果たした。危うく熱中症になるんじゃないかと思ったくらい。

12:00

ランチタイム。チアーズ 2Fの和食レストランへ。唐揚げ定食 1,200円。いつも混んでいるガーラなのに空いていて安心した。

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13:15

スキースクール 午後の部。

午後の部は、引き続き足を揃えてターンする練習を発展させる。うまくいかないので質問したところ、ブーツの軌道をそこに持っていくという考え方もある、とのこと。これだとイメージしやすくなった。あと、目線を上げましょうといわれた。確かに目線が低い癖があって、これが猫背を助長しているらしい。気合いで目線を上げるとうまく行きやすくなるのがわかった。

横滑りベースの滑りも発展させていくことに。ピボットターンから、丘に降りた時にそのまま板が進み始めるのをしばらく待って、下の壁に向けてトップを落とす方法を学ぶ。横幅が広かったり深いとバンクターンをしがちだったので*1、ずらしながらターンする方法を学べて参考になった。割とうまくいく。ゴールは、ガーラ所属の栗山未来ナショナルデモが今滑っている斜面でまさにそれを示しているインスタがあるのでどうぞ。

そして、番外編と言いながら結構やったのが、縦コブを乗りこなす方法。吸収動作を主にするのではなく、丘から降る時に体を落としながら姿勢を戻す方法を学ぶ。特に、先のコブが深いほどに丘に登る時に体を小さくすることがポイント。最初、タイミングが合わなくて苦労したが、慣れるとこれ実はそう難しいものではないってのがわかる。それよりも、吸収動作をメインにしていたのが自分にとってあまり良くないことで、それよりもいかに丘を姿勢を戻しながらタイミング良く下れると滑りやすくなるのがよくわかった。あと、この方法は意外に疲れない。

番外編をしっかりやったら、メインもちゃんとできるようになってきた。これは大きな学びだった。

午後も暑く、ペットボトルの水はやはり空っぽに。

15:15

最後にもうちょっとだけ滑る。コブは問題なく行けるような気がしたんだけれど、だんだん右足の親指が痛くなってきたので怪我をする前にあがることにした。痛くなかったらもっと滑ることができたのになー。

15:35

今シーズンの滑走、これにて終了!たいへんお世話になりました。

荷物をまとめ、駅にあるじゅうたんの広間で、ストレッチをしながら新幹線の時間を待つ。持ってきていたプロテインも一気に飲み干すほどには喉が渇いた。凄まじい発汗量の日だった。

17:02

たにがわ 86号で帰宅。新幹線は移動中に寝ることができて本当に楽…。19時ごろに帰宅。あっというま。関越道は渋滞していたので、時間がよめることも良い。

おまけ

今シーズンは本当にたくさん滑った。何より、大きなケガや事故がなかったのがよかった。今期の最優先事項は「ケガなく無事故で帰る」なので、達成である。1級合格はその次である。今年は幸いにして雪はまだあるんだけれど、そろそろ春以降の取り組みに移していく次第。

まとめ

  • 外旋時にお尻が横を向いてしまわないよう、後ろにきちんと重心を留められるようにする必要がある。
  • 横幅をつけてコブの壁にずらしていけば割と行ける。
  • コブは吸収動作ではなくて丘を越えた時に正しく体を戻す方が遥かに体への負担が少ない。

*1:これは誤りではない