滑走日報 - スキーヤーの楽園 志賀高原
昨日の吹雪から一転、今朝はピーカンのスキー日和!志賀高原名物 スキーサーカスに出かけます。
せっかくですので、滑っている間に案内をしてくれた @earth2001y さんのtweetを添えてお送りします。
■サマリー
・場所: 志賀高原 エリア
・天候: 晴 時々 雪
・気温と積雪
スキー場 | 気温 | 積雪 | 時刻 |
奥志賀高原 | -13度 | 270cm | 9時 |
焼額山 | -13度 | 270cm | 16時 |
一の瀬山の神 | -14度 | 200cm | 8時 |
一の瀬ダイアモンド | -14度 | 200cm | 8時 |
一の瀬ファミリー | -14度 | 200cm | 9時 |
タンネの森 | -14度 | 200cm | 8時 |
寺小屋 | -13度 | 220cm | 9時 |
高天ヶ原 | -14度 | 180cm | 9時 |
東館山 | -13度 | 220cm | 8時 |
西館山(上) | -14度 | 170cm | 8時 |
西館山(下) | -10度 | 160cm | 8時 |
発哺ブナ平 | -10度 | 170cm | 9時 |
ジャイアント | -10度 | 170cm | 8時 |
蓮池 | -10度 | 160cm | 9時 |
丸池 | -14度 | 160cm | 8時 |
サンバレー | -14度 | 160cm | 8時 |
■Skilineデータ
※クリックすると、リフト乗車時刻と滑走状況がわかります。
■レポート
・7:30
「おお、今日はピーカンだ!」という先生の一声で目覚める。すごい、昨日の吹雪が嘘のようだ。
・8:30
一の瀬ファミリー→一の瀬ダイアモンド→一の瀬山の神→焼額山と巡る。
@koemu 一の瀬から焼額山方面ですね。白馬とはまた違った美しい景色の中を滑る楽しみをご堪能ください。
— Daichi OBINATAさん (@earth2001y) 2013年2月25日
本当はすぐに奥志賀高原へ行こうとしたのだが、ゲートが開いておらず一旦移動を見合わせる*1。ところが、これが思わぬ結果を生む。昨日の吹雪のおかげで、パウダー祭り状態だったのだ!しばらくパウダーで遊ぶ。
・9:30
奥志賀高原へのゲートが開いたので、早速移動。
圧雪したてのダウンヒルコースを一気に下る。これは安比以来のしびれるバーンだ!続いて、高速ペアがかかる方をのんびりと下る。雪質は抜群である。なお、奥志賀高原はスノーボーダーがいないこともポイント。
・10:50
奥志賀高原→焼額山→一の瀬山の神→一の瀬ダイアモンド→一の瀬ファミリー→寺小屋へ。
@koemu 寺子屋登ったかー。そのへんは5月まで滑れるエリアです。寺子屋のてっぺんから東館山経由で発哺ブナ平まで滑りこむと、志賀高原最大の標高差コースになります。
— Daichi OBINATAさん (@earth2001y) 2013年2月25日
途中、昨日はパウダーだった焼額山のブナコースは圧雪されており、二度おいしい状態になっていて面白かった。寺子屋はちょっと雪面が固かったが、それは奥志賀高原が良すぎて贅沢になっているのだと思った。
・11:15
寺小屋→高天が原→東館山へ。
志賀高原は、リフト乗り継ぎ時に所々登りがあって、ちょっとしんどい。
・11:30
東館山→発哺ブナ平→ジャイアントへ。
@koemu ブナ平まで降りたら、次はジャイアントを滑るとよいかと。1kmほどの一枚バーンで幅も広い、中盤が志賀高原名物の急斜面。昨日までの降雪のあと、ちゃんと圧雪がされてればカービングで滑るにはベストだと思う。
— Daichi OBINATAさん (@earth2001y) 2013年2月25日
ここは、一気に下る。人も多くなく、かつ昨日の吹雪のおかげで雪質がよく、斜面のコンディションが非常に良い。最高!
※ジャイアントのバーンは午後に行く事になります。
・12:00
ジャイアント→蓮池→丸池→サンバレーへ。
2時間弱で、標高2,000mから1,300m、距離にして何キロだろう…を下ってきた事になる。当然、腹も減るので飯にする。GREENさんにお世話になり、ここで定食をいただく。なかなか気合いが入っている。
・12:40
再スタート。サンバレーのクワッドを1本回す。
その後、蓮池に移動しようとしたら…なんと、スキーの文化財に指定されそうな「ロープトゥ」なるものが登場した。自分たちのグループは問題なく利用したが、ボーダーが次々に脱落して行く様はちょっと凄かった。
・13:00
ジャイアントへ移動。
ここで、先ほど教えてもらった名物バーンを滑る。広い。とにかく広い。しかし、吹雪いてきて寒い。
・13:20
西館山へ移動。
ここではフーディクワッドを2回回す。西館山大回転コースと西館の壁である。しかし、西館の壁は圧雪されていて普通だった。ちょっと期待はずれ。
・13:45
高天ヶ原へ移動。
先生曰く「ここのゲレンデは風の通り道。寒いのが普通と思った方がいい。」とのことだが、それにしても寒い。写真を撮る気が失せてくるくらい寒い。しかし、右側と左側、それぞれ滑る。この寒さ、昨日を思い出す。
・14:00
一の瀬ファミリーへ戻ってくる。
ナイターでは滑る事ができなかった、上部から2本滑る事にした。上部もなかなか良く、かつバーンはあまり荒れていなかったのがいい感じ。
・14:30
滑走終了。充実した一日であった。
・15:30
長野行きの急行バスで長野駅まで戻る。途中、緊急地震速報が流れて一瞬緊張が走った。到着後、長野駅で晩飯を食べる。
・18:00
あさま 544号で大宮を経由して帰る。大宮経由だと1,300円以上安くてお得なのだ。
■今日のまとめ
・吹雪の後には良いコンディションが待っている
・移動に一部登りがあるので注意
・志賀高原を滑り回るとまるで楽園のようである。これはなるほどと感心した。
スキー場の景色、白馬が雄大さなら、志賀高原は楽園。
— Daichi OBINATAさん (@earth2001y) 2013年2月23日
■備考
・今年、志賀高原ではリフト券システムが更新されたのを機に、Web上でリフト乗車記録を確認する事ができるようになりました。事前に、SkilineのiPhoneアプリ・Androidアプリ・Webを使えるようにして、使ったリフト券を登録すればOKです。このページのように、記録を公開する事もできます。
・志賀高原は古くから開発されたスキー場です。ただ、リフトの減設*2・ダウングレード*3や、旅館の廃業*4等が相次ぎ、特に下のエリアではさみしいくらいの静かさがありました。みなさん、友達と一緒に滑って泊りに行きましょう!