週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - 春スキー 時々 くしゃみ

スキー場の近くにスギの木がありました。

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2018/03/26(月)

サマリー

  • 場所: GALA湯沢スキー場
  • 天候: 晴
  • 気温: 3.2度 (AM 5:35)
  • 積雪: 230cm
7:59

たにがわ 73号でGALA湯沢駅に到着。例によって平日限定自由席プラン 8,100円を使用。

8:30

滑走開始。春らしい緩やかな雪の上を爽快に滑り抜ける。今日は暑いことが予想できたので、上着はパーカーにした。それでも暑い。
ジジコースは昼まで大会が行われるようで、ほとんどの人がエンターテインメントに集中。年度末の平日なのに、みるみるうちに混んで来る。

10:00

今日も午前だけスキースクールに入校。最近、人に教えているときに、教え方がこれでよかったのか不安になることが出てきて、それならまた教わろうというモティベーションである。

今日は先にも説明した大会が行われるのだが、その前走にGALA湯沢スキースクールのデモンストレーター陣 4人が登場するとのことで、その滑りを観戦から開始。栗山 太樹 ナショナルデモがジジコースを50秒切るタイムで滑り降りてきており、縦に落とせる滑りとは何かを学ぶことができた。

さて、今日の講習テーマは、デモの滑りを見たインストラクターの方から「ターンの入りをちゃんとやりましょうか」ということに決まった。谷回り、ターン始動部の改善である。滑っていると、ターン後半(山回り)に荷重をかける滑りだけだと、特に今日のような春の緩い雪だと疲れてしまう。それを、もっと板の素性を活かした滑りをすることで、楽に体を使おうというものである。

まず、説明されたのが、「50:50の荷重」と「板は面全体を使っていく 角を立てない」ことであった。さすがに理屈としてはわかるのだが、実際にバリエーショントレーニングを始めると、実はそうなっていないことを体で徐々に知ることになる。

手始めに、斜滑降しているときに内向姿勢を取るだけで自然とまっすぐ谷に向かっていき、その自然の力を使って楽に滑ることを理解するメニューをこなす。ここに来ている人はみんな復習だと思ってやっているはず。実際、プルークボーゲンでやるとみなさんスムーズにこなす。
しかし、外足開きシュテムターンになった途端、僕は「外足に荷重が移ってない(=50:50になっていない、内足に荷重が残っている)」という指摘が入る。なんとー。結構わざとらしくやって、初めていい感じになるらしい。これは意識していなかった。
そして、基礎パラレルターン。スタンスがどんどん狭くなっていくので、荷重移動はより丁寧にやっていく必要がある。とはいえ、何度かメニューをこなすうちにスムーズにできるようになった。非常に体が軽い。

さて、この滑り方は、速度を上げようとすると自分の体が置いていかれることがわかった。リフト乗車中に「ひょっとしてこの滑り方は体幹が強くないといけないですか?」と聞いたら、まさにそうとのこと。あと、体の軸をみぞおちから意識して落とすようにするといいらしい(デモは頚椎あたりからあるらしい)。

たまに、講習中にわざとターン後半中心のカービングターンをしてみてくださいと言われてやってみると、気持ちよさはあるもののすごくパワーを使うことがよくわかる。春の雪だと尚更である。この違いもしっかり理解してください、と言われた。

谷回りを極めるのはかなり難しいのではないか、それを理解して終わった今日の講習であった。

12:30

一旦下山して昼食。日替わり定食、今日はうどん定食 1,250円だった。これ、結構よかったのであたりだと思う。

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13:00

午前の指導の内容を踏まえて、さらに滑り込む。できる限り速度を出さずに、かつ50:50荷重の自然なターン始動を心がけるように。
これ、きちんとした姿勢をとってい続けるのが意外にできないことがわかって来た。これはシーズンオフに体幹トレーニングだな、という課題を得た。
それにしても、リフトに乗っている時のくしゃみが止まらん。

14:30

春スキーといえば、僕の中での恒例、アイスである。本当にうまい。

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15:36

たにがわ 78号で帰宅。自由席は9割ほどの乗車率だったが、指定席は満席だった模様。東南アジア系の人が結構いた。

今日のまとめ

  • 谷回りを極めるとよりスムーズな滑りを獲得できる
  • 谷回りのスムーズさは体幹次第なので普段の鍛え方が重要
  • スキー場も花粉シーズン真っ盛り