滑走日報 番外編 - おチビ ゲレンデデビュー
この日は僕はスキー板を持たず・履かずに、おチビのゲレンデデビューに専念したのでありました。
2018/12/24(月・祝)
サマリー
- 場所: GALA湯沢スキー場
- 天候: 雪
- 気温: -2.2度 (AM 5:30)
- 積雪: 80cm
9:55
いつもより2時間遅い…それもそのはず、今日は僕が滑るのが目的ではない。おチビのゲレンデデビューが目的なのである。まずは、シーズンインの日のアドバイスをもとに雪に慣れてもらう日にしたい。そんなに遅くない時間、まあそれでも保育園へ行く時間よりは早い時間に家を出て、スムーズに到着。着替えも難なく終わる。
僕はリフト券はどうしたのかというと、「SKIゆきあそび」プラン 10,600円を使った。これは、リフトには乗れない代わりに安い(ゲレンデまでのゴンドラには乗れる)+ソリ&長靴つきという完全に雪遊びに徹したプランを選択。そして、未就学児は課金されないってところもポイント。
10:30
ゆきあそびゲレンデで遊び始める。
スノーエスカレーターに初めて乗ったのだが、リフトがまだ難しい未就学児にとってはかなり良い輸送手段だというのを思い知る。負担なく、ゆっくりとゆきあそびゲレンデを登ることができる。ただ、うちのおチビは結局2回しか使わず、あとは自力でゆきあそびゲレンデを登っていた。そのほうが楽しいらしい。
ソリ遊びも、最初は一緒に乗ったりしたが、そのうち僕は安全確認のみに徹して、一人で遊んでいた。スピード感が気持ち良いみたいである。そういえば、オープン日はスノーエスカレーター分の滑走距離があったのだが(写真はオープン日の模様)、この日は滑走距離が短縮されていた。でもそれは実際滑ってみるとこの方が良いと思った。というのも、スノーエスカレーター分の滑走距離があると、子供では制御が難しい速度が出るかもしれないと思ったからだ。
12:00
スノーモービルに牽引された雪上トロッコのようなもので北エリアに探検に行けるものに乗った。500円/人のところ、Suicaで払うと400円/人ということだった。これは、未就学児も課金される。おチビは乗車列に待っている15分の間にすっかり体を冷やしてしまって、寒い寒いと辛そうにしていた。僕もつま先から冷えてしまっていた。サンタさんからアメちゃんをもらえたのがせめてもの救いだったかもしれない。
12:30
寒いからあったかいところに入ろう、ということで久しぶりにレストハウスに入って、おでんをたべる。1,200円。心が折れかかっていたところに温かい食べ物は心を救う。また、おチビは自分が滑っている動画を見ながら楽しそうにしていた。この甲斐もあり、またゆきあそびゲレンデに戻ることになった。
13:00
再びソリで滑り出した。でもやるのは3回らしい。一方で、この時間から滑らせておくにはやや不安になってきた。というのも、混んでいることはさることながら、登坂レーンではなくて真ん中を登る人がいたり、大人がヨーイドンをして滑っていたりしていて危ないかもなーと思った。結果として、おチビが3回で終わる気になったのは良かったのかもしれない。
13:45
滑走終了。
長靴を返して、おやつを食べながら休憩。ソリ遊びは楽しかったと言ってもらえてホッとしている。連れてきて良かった。
その他
- スノーモービルを運転していたのが某デモだったのでちょっとびっくりした。
- 下山コースの積雪はまだ厳しそうだった。
今日のまとめ
- ゲレンデデビュー、成功、でいいでしょう。いきなり板を履かせずにソリ遊びからさせて良かった。
- ゆきあそびゲレンデも遊ぶなら午前中。午後は混む。
- 問題はこの後だなー、どこで滑るのがいいだろう。
滑走日報 - 外向傾の復習
あまり強く外向傾をとる時代ではないのですが、フラットが取れずに内足に乗っている状態を治す意味での復習です。
2018/12/19(水)
サマリー
- 場所: GALA湯沢スキー場
- 天候: 晴
- 気温: -2.6度 (AM 5:30)
- 積雪: 80cm
7:59
たにがわ 73号でGALA湯沢スキー場に到着。
今年も平日限定自由席プランできたんだが、値段が8,600円になっていた。昨年は8,100円だったので値上げか?と思ったのだけれど、なんとロッカー券 1,000円分つきだった。実質500円の値下げである。しめしめ。
8:30
滑走開始。
ピステンかけたてではあるけど、今日はゆっくり練習するつもりなので、かっ飛ばさずにずらしも入れながら感覚を確かめながら滑る。
前回の講義で課題として挙がっていた「ターン前半から中盤にかけての粘り強い抜け」と「ターン中盤から後半にかけて外向傾を作って次のターンにつなげる」この2点を復習していく。
まず、「ターン前半から中盤にかけての粘り強い抜け」は、特に中急斜面でのロングターンだと「うをー、自分的にはここまで引っ張るのかー!」というくらいまで引っ張るときれいに決まってくることがわかってきた。ということは、今までは途中でやめてしまうようなターンだったのかもしれない。なので、緩斜面はできても急斜面になると辛くなる時があったのだろう。
次に、「ターン中盤から後半にかけて外向傾を作って次のターンにつなげる」は、メモに残すには難しいのだが、だいぶ改善を認めることができた。まず、荷重をかける時に、膝を板の先端に向けて押すような感覚は引き続き必要。ターン幅に応じ、ショートターンならやや内側にすると加減が良かった。そして外向傾だが、あまりひねりという感覚ではなく、フォールラインに体を向けるようにすると、板がスムーズに回っていく感覚を認めることができた。そう、僕は今まで腰より下で滑っていたかもしれないということに気づいたのであった。ショートターンのスムーズさが圧倒的に違うのが自分でもよくわかる。
あと、フォールラインに目標物を作って目線を安定させる取り組みも引き続き行なった。
そうしているうちに、お客さんがどんどん滑った荒れたバーン(GALAは人口密度が高い)でも何の気なしに滑ることができるようになってきた。やはり、今まで外足に荷重があまりかかってなかったのだろう。
13:38
たにがわ 74号でGALA湯沢駅を発つ。この時間に出ると、東京に着くのは15時ごろ。夕方もゆっくりできる。まあ、家事があるのでそうは言ってられないか。
その他
特になし。
今日のまとめ
- 下半身だけでなく上半身を使っていくと、自動的にスキー板もスムーズに走るようになってくる。
- ロングターン時に粘り強く回しこむことで、キレが生まれてくる。
- それにしても外向傾という言葉が、言葉だけだとよくわからん。
滑走日報 - 2018-2019シーズン シーズンイン
GALA湯沢スキー場のオープン日がシーズンイン日になりました!
2018/12/15(土)
サマリー
- 場所: GALA湯沢スキー場
- 天候: 雪
- 気温: -4.1度 (AM 5:30)
- 積雪: 80cm
7:40
週末、ギリギリでスキー場がオープンすることが決まったせいか、新幹線は空いていた。そういえば土曜日に行くのも久しぶりな気がする。
この日は、中央エリアを中心に、エンターテインメント、ジジ、エーデルワイス、そしてリニューアルした雪遊びパークがオープン。ジジは本当にギリギリにオープンが決まったらしい。それもそのはず、積雪がまだまだのようで、ジジのコース脇にはまだススキが生えていた。
8:00
滑走開始。雪が降りたてのようで、底当たりしない圧雪緩めの雪面である。
今年、ブーツを神田ブーツ研究オリジナル REXXAM PowerREX-M95に買い替え。前使っていたREXXAM DATA 97はもうすぐ10年になり劣化もあること、そして滑っているときに右足の親指が割れるときがあるので、なんとかしたいなー、と思って神田ブーツ研究の親父を訪ねて仕上げてもらったもの。フォーミング材を入れているときに、親父は神田明神で覚えたと言う掛け声をあげながらやっていたのが非常に印象的であった。
なお、すごぶる荷重がかけやすくなった。もちろんどこも痛くならない。上達を目指したいがブーツで悩んでいる人には一考の価値がある一品。肝心の価格ですが、人によって違うようで、僕の場合は10万円ほどでありました(!)。
10:00
今年もスキースクールへ入校。上級コースを選んだ。流れとしては、次のステップで物事が進んでいった。
1. 強い前傾/強い後傾で滑った後、フラットなポジションを知る。
2. フラットなポジションで、まっすぐ板を押せるように片足ずつずらす。
3. 斜滑降かつ中速を意識して、ターン前半を自然にこなしながら、粘り強くターンをしきる。
4. 自然とフラットなポジションを作り出せるようになり、今日のような緩めの雪面でも安定した滑りを獲得する。
ここで指摘されたのは次の3点。
- 前傾がお辞儀しているだけ。踵が浮くような感じ、マイケルジャクソンのゼログラビティみたいにやっていくように。
- 目線が安定していない。ぶらさずフォールラインに目線をしっかり合わせていく。
- 後傾気味。膝を板の先端に向けていくようなイメージでやっていくといいかも。
朝イチで滑っている時の違和感が、練習を重ねるたびになくなってきて、滑りやすくなってきた。
12:00
お昼。いつも通り駅まで戻ると、昨年まであったイタ飯のレストランが、日本食レストランに変わってしまっていた!ショック。とはいえ、混雑はそれほどでもなく、ゆったり過ごすことができたのは以前と変わりは無し。
13:15
スキースクール、午後の部。次のステップで進む。
1. 午前のおさらい。
2. ショートターンでターン後半で粘り強く回し切る。
3. ショートターンでリズムよく滑る。
4. ロングターンでリズムよく滑る。
結構難しかった。色々質問すると、課題がわかってきた。
- 現時点では斜滑降を意識して、ロングターンなら外足にあと3cmほど荷重をかけるとスムーズさが一気に上がる。
- 目線は一定。午前にも書いた。
- 左右対称のリズムをつかむ。
- 上体がちょっとよくないので改善が必要。ストックを持つ腕は、肘が胸より後ろにならないようにする、とか。
この後はフリーランで感覚をどんどん養っていくと良い、とのことだったので、引き続き精進したい。
15:15
スキースクール終了。フリーランに入る。朝イチの時とは明らかに力を入れずに滑ることができていることを確かめつつも、リズムやフォールラインに気を配りながら滑り込んでいく。
あがるまえに、新しくできたスノーエスカレーターを見にいったところ、リフトよりも混んでいた。超びっくり。
16:00
滑走終了。満足満足。間食にポカリスエットと高菜おにぎりを食べながら休憩して、新幹線の時間を待つ。
オープン日記念抽選会は、組番号だけが違っていて残念ながらハズレだった。当たった人はおめでとうございます!
17:01
たにがわ 86号で帰宅。指定席は始発でも8割ほどの乗車率だった。そして日本語が聞こえてこない。ガーラ湯沢スキー場には、年々外国人観光客が増えていることを体感する。
今日のまとめ
- 中速で斜滑降をしていくことで、ターン前半から丁寧にターンを始め、粘り強くターンし切ることでキレを見せられるようにしていく。
- 雪遊び広場は、オープン日というのに本当に大変な混雑なので気をつけたほうがいい。
- とはいえスキー場オープン日がシーズンインの日になり、かつ満足に滑ることができ良い日であった。
滑走日報 - 春スキー 時々 くしゃみ
スキー場の近くにスギの木がありました。
2018/03/26(月)
サマリー
- 場所: GALA湯沢スキー場
- 天候: 晴
- 気温: 3.2度 (AM 5:35)
- 積雪: 230cm
7:59
たにがわ 73号でGALA湯沢駅に到着。例によって平日限定自由席プラン 8,100円を使用。
8:30
滑走開始。春らしい緩やかな雪の上を爽快に滑り抜ける。今日は暑いことが予想できたので、上着はパーカーにした。それでも暑い。
ジジコースは昼まで大会が行われるようで、ほとんどの人がエンターテインメントに集中。年度末の平日なのに、みるみるうちに混んで来る。
10:00
今日も午前だけスキースクールに入校。最近、人に教えているときに、教え方がこれでよかったのか不安になることが出てきて、それならまた教わろうというモティベーションである。
今日は先にも説明した大会が行われるのだが、その前走にGALA湯沢スキースクールのデモンストレーター陣 4人が登場するとのことで、その滑りを観戦から開始。栗山 太樹 ナショナルデモがジジコースを50秒切るタイムで滑り降りてきており、縦に落とせる滑りとは何かを学ぶことができた。
さて、今日の講習テーマは、デモの滑りを見たインストラクターの方から「ターンの入りをちゃんとやりましょうか」ということに決まった。谷回り、ターン始動部の改善である。滑っていると、ターン後半(山回り)に荷重をかける滑りだけだと、特に今日のような春の緩い雪だと疲れてしまう。それを、もっと板の素性を活かした滑りをすることで、楽に体を使おうというものである。
まず、説明されたのが、「50:50の荷重」と「板は面全体を使っていく 角を立てない」ことであった。さすがに理屈としてはわかるのだが、実際にバリエーショントレーニングを始めると、実はそうなっていないことを体で徐々に知ることになる。
手始めに、斜滑降しているときに内向姿勢を取るだけで自然とまっすぐ谷に向かっていき、その自然の力を使って楽に滑ることを理解するメニューをこなす。ここに来ている人はみんな復習だと思ってやっているはず。実際、プルークボーゲンでやるとみなさんスムーズにこなす。
しかし、外足開きシュテムターンになった途端、僕は「外足に荷重が移ってない(=50:50になっていない、内足に荷重が残っている)」という指摘が入る。なんとー。結構わざとらしくやって、初めていい感じになるらしい。これは意識していなかった。
そして、基礎パラレルターン。スタンスがどんどん狭くなっていくので、荷重移動はより丁寧にやっていく必要がある。とはいえ、何度かメニューをこなすうちにスムーズにできるようになった。非常に体が軽い。
さて、この滑り方は、速度を上げようとすると自分の体が置いていかれることがわかった。リフト乗車中に「ひょっとしてこの滑り方は体幹が強くないといけないですか?」と聞いたら、まさにそうとのこと。あと、体の軸をみぞおちから意識して落とすようにするといいらしい(デモは頚椎あたりからあるらしい)。
たまに、講習中にわざとターン後半中心のカービングターンをしてみてくださいと言われてやってみると、気持ちよさはあるもののすごくパワーを使うことがよくわかる。春の雪だと尚更である。この違いもしっかり理解してください、と言われた。
谷回りを極めるのはかなり難しいのではないか、それを理解して終わった今日の講習であった。
13:00
午前の指導の内容を踏まえて、さらに滑り込む。できる限り速度を出さずに、かつ50:50荷重の自然なターン始動を心がけるように。
これ、きちんとした姿勢をとってい続けるのが意外にできないことがわかって来た。これはシーズンオフに体幹トレーニングだな、という課題を得た。
それにしても、リフトに乗っている時のくしゃみが止まらん。
15:36
たにがわ 78号で帰宅。自由席は9割ほどの乗車率だったが、指定席は満席だった模様。東南アジア系の人が結構いた。
今日のまとめ
- 谷回りを極めるとよりスムーズな滑りを獲得できる
- 谷回りのスムーズさは体幹次第なので普段の鍛え方が重要
- スキー場も花粉シーズン真っ盛り
滑走日報 - 春の日差しでのんびりと部活動
今日は、仙台の拠点の仙台スノー部の同僚4人に混ぜてもらい、グランデコスノーリゾートへ。春の柔らかな日差しの中、気持ちよく滑ることができました。
2018/03/18(日)
サマリー
- 場所: グランデコスノーリゾート
- 天候: 晴
- 気温: -4度
- 積雪: 250cm
8:20
やまびこ 203号で郡山駅に到着。たちまち仙台からの同僚と合流し、車でスキー場へ向かう。
途中、仙台組はセブンイレブンでリフト券+食事券1,000円つきで4,800円のチケットを購入。僕は新幹線のパック料金なので、それを利用。
道中、仙台の仕事の情報などを交換しつつ、色々学びがあった。
9:30
現地到着。よい天気で、軽く滑るだけで汗ばむ。3月の春スキーらしい素晴らしい天候。
久しぶりにスキーをする子がいたので、軽くアドバイスをしながらみんなで滞りなく滑る。スノーボーダーのメンバーは、グラトリをしながら楽しむ。
グランデコスノーリゾートは初めて来たのだが、ファミリー向けには非常によい設計となっている。ゴンドラで上がったあとに長めの緩斜面があり、初心者や子連れの人たちでも楽しく滑ることができる。
何度かゴンドラを回して、いつの間にかお昼の時間。
12:45
昼食タイム。券売機でクレジットカードが使えるのが便利。さすが東急。ここで、メガチキンカツカレー 1,250円を食す。あとで胃がもたれた。20代の若人と同じペースで食べてはいけない。
15:45
滑走終了。怪我をしないうちにあがることが大事、ということで。
女子メンバーはクレープを食べるなどして楽しそう。
復路では、なぜか親父ギャグを言い合いながら楽しんでいた。「仕様がない」、ええそうですとも。
17:30
前回同様、郡山駅前の郡山湯処 まねきの湯さんへ。今日も程よい人の入り。さっと汗を流し、夕飯を食す。
ラーメンバトルというものをやっていたので、一人一人違うラーメンを食べて楽しむ。僕は長崎ちゃんぽんを注文。たぶんあの中ではあたりだったと確信している。
19:30
やまびこ・つばさ 156号で家路へ。前回、1時間前だとギリギリだったので、遅らせたがこれで正解。
指定席だったものの、満席。しかし車内販売が来ない。なんと、Twitterで知人からこの便は車内販売がないと教えてもらった。その前と後の便にはあったらしい。ショック!
今日のまとめ
- 拠点をまたぐ同僚との交流に、趣味で交流するのはよい。
- グランデコスノーリゾートは家族連れや初心者連れにおすすめ。ただ、上級者はやや物足りない可能性あり。
- おっさんになると、記念写真を撮るときはオーバー目くらいに笑顔の方が若い人との笑顔のバランスが良い。