都市部を走るノウハウ
月曜・火曜・そして水曜日も雨なので、走行記録はありません。
1回記録を書いた後、いきなり3日も間が空いてしまうとは、残念。
さて、都市部の公道で自転車に乗るとき、ヒヤッとするシチュエーションに遭遇する方は多いはずです。
路上駐車している車を避けるとき。タクシーが人を乗せようとして幅寄せしてくることもあります。そして、最も怖いのが逆走してくる『自転車』。
自転車が注目されている昨今ですが、これでは目を向けた人が離れて行ってしまいかねません。
さて、そんな中でも「いかに公道で安全に走るか」というノウハウは意外に少ないのであります。先に紹介した自転車雑誌や、入門書に取り上げられていたりしますが、意外にもこの本がとても詳しいのです。
- 作者: ランスアームストロング,クリスカーマイケル,Lance Armstrong,Chris Carmichael,本庄俊和
- 出版社/メーカー: 未知谷
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
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自転車が好きな人なら知らない人はいないであろうランス・アームストロングの書いたトレーニング本です。
第一章「自転車の基本」の五項に「公道でのルール」という、なんと公道の走り方だけで1項目割かれているのです。ページ数にして9。図解がないので文字ばかりではありますが、それにしては量があります(※1)。
いかに車のドライバーと共存するか。トレーニングを通じて得た実践的なノウハウが詰まっています。
こんなことまで書いてあります…
15. クラクションやベル、警笛は役に立たない。音を鳴らすのに時間がかかりすぎるしほとんどのものは音量も十分でない。おなかの底から叫ぶ方が手も使わず瞬時に注意を引けるのでよい。
(P.72)
意外に気づかないのですが、いや、もっともです。読んで以来、自分も声を出して喚起するようになったのは言うまでもありません。
他にもためになるノウハウがあるので、ぜひ利用してみましょう。
ああ、晴れないかなぁ〜
※1 182ページ以降の「悪天候を乗り切る」でも、さらに解説があります。すごい。