週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - プライベートレッスンで現状確認

今日は、今シーズンの練習の進捗を確認しつつ、より技術を深めるためにプライベートレッスンを申し込んだのでした。

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2021/02/28(日)

サマリー

  • 場所: かたしな高原スキー場
  • 天候: 晴
  • 気温: -5度
  • 積雪: 180cm
4:45頃

自宅を出発。
途中、高坂SAのみで休憩。この時間帯だと、渋川伊香保ICあたりの渋滞はまだ起きていない模様。

8:00

スキー場に到着。
相方と息子のスキー板をレンタル。会員なので2人セットで4,900円。激安である。
続いて、スキースクールへの入校手続きを済ませる。
色々やっていたら時間があっという間に経過してしまい、スクール前のアップは1本だけになってしまった。1本滑ることができただけでも御の字とするか。
しかし、トラブル発生。息子がぐずる。スキースクールの集合場所に動こうとしない。相方がなんとかなだめつつ、僕はプライベートレッスンのためにスクール前へ…。

10:00

今日は1日(午前・午後2時間ずつ)まるっとプライベートレッスン。
グループレッスンとは違い、リフトを降りたらどんどん滑走。解説ももちろんしていただけるのだけれど、正直、自主練と同じくらいのペースで滑る。

まず最初は、板の操作の復習から。ターン中盤で板に圧をかけられるように、そしてターン後半で次のターンにつながるような横の動きを作れるように練習。思ったより角が立ってしまっていて圧をかけるという動きに達していない。これ、シーズン初日の丸沼で教わったことがまだ体に定着しきれていないってことだな。
次に、ターン中盤から我慢して板を落とす練習。結構我慢していると思っている状況くらいがちょうど良いことと、高低差を作れるよう「斜面に垂直」、すなわちどんどん体を斜面に落として推進力を作る練習。初級者コースでぐっと縮み過ぎていると言われた。時代はあまり縮まないで最低限にとどめる滑走法に移り変わっているらしい。なるほど。

お恥ずかしながら、実際の滑りの様子とともに記録を残したい。

まずは小回り。このビデオを見て、スピード感はないなぁ…と自分では思ったものの、スキー操作は正しくできている、という評価。これにスピード感が合わさると良さげなんだそうな。
次に、大回りをしたかったけれど幅が取れなかったので中回り。エッジに乗り過ぎている、左右の足の高低差が足りない、内傾角が足りない、結果としてターンの抜けの時にクロスオーバーが遅れている。外足のお尻と、かかとのビンディングの距離を一定に保ちつつ、ターン後半から切り返しの時に板の裏側を見せないよう滑るのがコツらしい。まだまだ鍛錬が必要そう。

12:00

ランチタイム。
全員合流。息子は1時間近くゴネたらしいが、最後は楽しそうに練習してニコニコの模様。一番大変だったのは相方で、そのせいでグループレッスンの合流に遅れたらしい。
リフトに乗って、CHILD INNでランチ。息子は正しい制動ができているので、練習の成果は出ている模様。

13:30

午後のレッスン開始。
コブ。丘の部分に来て、次のコブに進む時に、トップが正しく落とせていない。あと、吸収動作が正しくできていないので、最後は吹き飛んで転倒。あかんやん。実は、このビデオは3本目で、1本目はバンク滑りになっていてあまり応用が効かないとなり、縦に落とす方法を習い直しているという状況。確かに縦に落としていけた方が、縦長だったり深かったとしても対応の幅は広がる。特に、うまい人は丘に来た時にしっかりトップが顔を出しているのがよく見える。あと、かっこいい。
総合滑降。これも2本撮った最後の1本。ターン前半にトップを入れられていない&外足に正しく荷重がかけられない→ターン中盤で角が立ちすぎる&内傾角が足りない&板の反発がうまくもらえていない→ターン後半に板が落とせていなくてトップを使いきれていない、という状況。僕の使っているK2の板はオガサカの板よりトップが太いのでターン抜けはもっと動きやすいはずですよ、とのことだった。とはいえ、スピード感はまだあるっぽい。

言い換えれば、トップを使い切れるようになったら、1級は合格できる気がしてきた。実は、午後はトップについてかなり繰り返し指導を受けていたほど。

目一杯滑った。どうもありがとうございました。

15:30

息子が何本か滑りたいらしいので、付き合う。
まだ滑りたいとごねるので(朝はなんだったのだ)、レンタルの制限時間いっぱいまで滑ることに。
最後に初級者コースでは一番きつい斜度で滑ったのだが、転倒はしたものの怖がったり制動が全く効かないというのはなさそう。

17:00

スキー場を出発。
道の駅 白沢にある「望郷の湯」にて、汗を流しつつ、夕飯を食べる。
眠くならないように、お腹いっぱいにはならないように、カレーうどんで済ませる。
ここで、足がガクガクになっていたのに気づく。4時間もみっちり滑ったらまあそうなるよね。

20:00

道の駅 白沢を出発。
関越道が渋滞しているという情報があり、かつ山火事で北関東道の迂回路が使えないという結構萎える状況だったが、実際走ってみると渋滞は解消していた。
途中、上里SAで休憩。スタバの営業時間が過ぎていてコーヒーが飲めず残念。

22:30

自宅に到着。息子は終始爆睡。朝も早いし、だいぶ体も動かしたから、眠いだろう、そりゃそうだ。
僕も眠いので、片付けをそこそこに、眠りにつく。

おまけ

オフトレどうしてますか、という質問をしたところ、僕は普段は農業をしているから、狭い道を20kgの飼料を担ぎながら歩くのが良い練習になっているかも、と聞いて、自分では再現できないなと思いました。
(言い換えれば、スキー産業はこの地域における冬の大切な収入源なんですね。)

まとめ

  • トップコントロールを駆使して、板の推進力を最大限活用できると、1級は近い。
  • ターン始動時に荷重を乗せ、内傾角を作り、そしてターン後半で板を落としながら緩やかに遅滞なく次のターンにつなげることが肝要。
  • ビデオ撮影をしながらの練習は、大変役に立つ。