滑走日報 - キロロの雪質を楽しむ
今回の家族スキー旅行で、丸一日自分の時間を持って滑ることができる唯一の日です。相方とおチビはスキースクールへ入って練習です。
2019/01/20(日)
サマリー
8:30
朝食を食べて、滑走開始…ではない!相方とおチビの道具のレンタルと装着の対応に追われた。
何が一番困ったかというと、スキーブーツを履いて歩けないのである。自分は慣れてしまっていて全く意識していなかったのだが、ふたりとも道具を持ってなんてのは難しくて、歩くので精一杯だったのだ。なので、おチビはスキースクールの食堂まで普通のスノーシューズで歩いていってもらって、そこでスキーブーツを装着。相方も自分が板を履く直前までスノーシューズで立ち回れるように対応。
この時点で汗が吹き出ているし、たちまちゴンドラの運行が始まる時刻になってしまった。
最後に相方が習うスキーのインストラクターさんに申し送り事項を伝えた。「制動まではできます」と。
10:00
やっと、やっと、ゴンドラに乗れた。
そう、ゴンドラが動くほど、今日は天気が良かった。まずは、朝里ダイナミックコースをひと滑り。日曜日とはいえ思ったほど混雑はしておらず、大変気持ちよく滑り降りてくることができる。
もう一度ゴンドラに乗り、今度は朝里第二コースを滑り降りる。少々うねりのある斜面だが、逆にそれが単調にさせなくて楽しい。そして雪質が本当に良くて、しっかりエッジを噛ませながらターンすると頭から快感物質がドバーッと出てくる。本当に出てくる感じがする。このあと、朝里第二エクスプレスリフトを回して楽しむ。
続いて、余市側へ。余市第二AとB、それぞれ滑り比べる。こちらは朝里側に比べて斜面が広く、のびのびとロングターンができる。ただ、たまに制動不可能な状態で突っ込んでくる人がいるので気をつけたい。
11:50
相方のスキースクール 午前の部が終了。ファミリーゲレンデは1本だけ、その後は長峰第一エクスプレスリフトに乗って、長峰第一コースで練習していたらしい。当初設定した講義内容は初心者コースだったと思ったが、既に初級者コースになっている。すばらしい!
スキーセンター2階のカフェでトルティーヤを食べて休憩。
スキースクールの午後の部までまだ時間があったので、1本だけ長峰第一コースを二人で滑りに行く。滑っている様子を見ていたら、確かにプルークボーゲンでターン・制動が確実にできていて問題なかった。スキーは教わったほうが上達が早いというのを改めて感じるのであった。
ちなみに、おチビはアニーキッズスキーアカデミーのサービスの一つである、給食サービスでお昼を食べているので、迎えに行く必要がない。
13:20
相方はスキースクール 午後の部へ。僕は長峰第一エクスプレス→長峰第二エクスプレスと乗り継いで、長峰エリアの上半分へ。
長峰第二C→A→B→…と滑る。CとAはほぼフラットで適度な斜度があり、カービングをして滑るととても楽しい。
さて、問題はBだ。この日は程よく掘れているコブのラインが2つあった。だから入った。後悔はしていない。だけどもうまく滑れなかった。残念。ここで脚力を一気に消費した。
14:30
おチビの様子を見に、アニーキッズスキーアカデミーの「アトリエ」と呼ばれるレッスン専用のゲレンデへ向かった。ここにはスノーエスカレーターがあって、リフトに乗れない子もスキーの練習を始めることが容易にできるようになっている。模様は公式動画があるのでどうぞ。
おチビは楽しそうに、パラレルでちょっかりをしたあと、プルークスタンスで制動をきちんとこなしていた。板を履いて歩くのも難なくやっていた。上達が早い。滑走日数 人生1日目とは思えないレベルだった。
15:20
おチビのスキースクールの時間が一旦終了。このあとはレクリエーションの時間なのでまだ戻っては来ないが、インストラクターさんからの講評がこのときにあるので聞きに行った。伝えられたポイントをいくつか。
- 本当に初めてとは思えないほど上手に滑っていた (よかった)
- 道具の使い方は一通り覚えた (自分で板を履いたり脱いだりできるようになっていた)
- 制動はきちんとできている ただプルークスタンスがまだきちんとでき切っていない
- このスクールでは止まるとき以外はパラレルスタンスを徹底させているらしい というのもプルークだけで覚えるとパラレルに切り替えるときに大きな壁ができる(これは大人も同じ)ためだから
- 今後一緒に滑るなら緩斜面から やや急斜面のときは斜滑降を繰り返させて降りられるようになればOK
それにしても、半日の間、スキーのスキルの上達をさせることもさることながら、飽きさせずに子供が講義を受ける体制にできているのは本当にすごいと思った。
その後、相方がスキースクールから帰ってきた。なんでも山頂まで行って林間コースを滑って満足気であった。せっかくなので、もう一度、長峰第一コースに滑りに行く。ここは緩斜面なので初級者を連れて行きやすくてよい。慣れ始めたと思って急斜面に連れて行って、怖がらせるのが最悪パターンであるのでそこは気をつけている。
16:30
おチビをお迎えに行って、本日の滑走は終了。