週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - GALA湯沢スキー道場

東京の自宅からわずか1.5時間で行ける、天然雪のスキー場というのは本当にありがたいものです。
最近は、スキーを楽しむ以上に、スキー技術を鍛える道場となっているGALA湯沢スキー場へいつも通り足を運びました。

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■サマリー
・場所: GALA湯沢スキー場
・天候: 晴のち雪
・気温: 朝 -7.3度
・積雪: 240cm

■レポート
・7:30
Maxたにがわ 71号でGALA湯沢スキー場着。今シーズン、この臨時列車最後の運行週となってしまった。シーズンインの時は真っ暗の都心をスタートしていたのが、今では春めいた日差しの中を駆け抜けている。季節は確実に移り変わっている。混雑率も6割程度でらくらく。
・8:00
営業開始とともに滑走開始。3月末とは思えぬ冷え込みと積雪、そしてピーカンな天気も相まって、バーンの状態は非常に良好。
山頂に上がっていくリフトに一番乗りしたところ、乗り場と降り場それぞれでリフト係の方が飴ちゃんをくれた。係のおっちゃんたちの心意気なのだろうか。
・10:00
スクールの時間。担当はIさん。
なぜか今日はDクラスの人数だけが異常に多く(10名はいた)、ここだけまだハイシーズンが続いているようだ。
午前中はロングターン中心に、ポジションチェックとターンの仕上げ方について練習を行う。一人でバリエーションをやるより、指導してもらいながら順にバリエーションをこなしていくと、より確実に今の状態を把握できていい。
滑りについて聞いてみると、上半身に力が入りすぎて硬直していると指摘を受ける。これ、後でまた詳しく。
・12:00
昼飯は、この前に知った駅で食べた方が早い・安い話を早速実践。外が暑かったので、ついでに防寒具も置いていく。しかし、これが後で仇となった。
・13:15
午後のレッスン開始。ショートターンを中心に、コントロールについて理解を深めていく。
どうも、コントロールはうまくいっているらしいのだが、時々内足の踏み替えが入ったり、肩に力が入る症状は引き続き続いているとのことだった。変にストックでバランスをとろうとしてしまっている可能性があるので、ストックを持たず(前か後ろで腕組み)or裏手に抱えてしまってバリエーショントレーニングをしてみてはどうだろうとアドバイスをいただいた。
・15:15
午後のレッスン終了。フリーランタイム。
なんと、天気が一気に崩れて雪になってしまった。防寒着を置いてきてしまい後悔したが、残り2時間もないのと滑り込んで体は暖かかったのでもう我慢することにした。
さて、先ほどアドバイスいただいたノーストックで前に腕組みするバリエーションを早速実践してみたところ、ショートターン時に見事に後傾が発生。この前の白馬の検定で指摘された事項がはっきりとあぶり出された。これは、自分が想像している以上に体の先行動作を進めていく必要がありそうだ。ちなみに、このバリエーションはポジションがとれていないとあっという間にバランスを崩すのと、緩斜面でやるともっと難しいことがわかる。
最後の30分はストックをまた持つようにしたところ、腕が軽くなった気がする。やっぱり腕に力が入っていたのを確認できたとともに、体自体が動くようになってきたことを実感できた。
・17:00
営業終了のアナウンスとともに滑走終了。
滑るたびに、技量の向上とともに新しい課題が生まれていることを身を持って感じている。スキーは奥深く、簡単ではない。しかし、技量があがるほど滑走時の爽快感が高まり、その快感を求めてまた滑りたくなってくる。

■今日のまとめ
・実は上手にポジションがとれていないので、ノーストックで滑り込んでみる。
・緩斜面で練習してみると、体が使えているかより明確に見えてくる。

■おまけ
パトロールの人は作業の関係からか普段からノーストックで滑っているので、彼らのスキー操作をよく見ておくといいかもしれません。正規資格者の人は1級所持者でもありますし、危険なところを含め様々なバーンを滑るのが仕事なので、その技量は推して知るものがあります。