週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - 初・北海道 サッポロテイネ

初・北海道!まずは手始めに札幌の街からほど近い手稲山にあるサッポロテイネスキー場へ向かいます。
この日は、北海道に赴任している @SatoYuuki 君と彼の会社の同僚のKさんとご一緒しました。

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■サマリー
・場所: サッポロテイネ スキー場
・天候: 雪
・気温: -10度 (朝8時)
・積雪: 280cm (ハイランド山頂)

■レポート
・5:50
朝イチの電車で、羽田空港到着。さくっと荷物を預け、6:55発のJL503便で一路羽田から札幌へ。
・8:45
何と、新千歳空港は滑走路閉鎖で降りられない。20分遅れで、真っ白に積雪した滑走路に着陸。滅多に滑走路閉鎖にならない新千歳空港らしいが、今日はよっぽど雪が降ったのだろうか。スキー場への期待は高まるが、交通への不安も高まる。
予想通り、空港からのツアーバスは30分遅れで出発。間に合わないと思って集合場所にダッシュしたが、逆に人がほとんどおらず腰を抜かす。案内をする係の人も、今日はgdgdだと朝から大変そうだった。
佐藤君に遅れると連絡したが、彼も寝過ごしたらしい。おいおいなんだこのgdgdっぷりはwww
待っている途中、サッポロテイネのtwitter担当の方(@teine1024)に声をかけていただいた。結構うれしいものです。
・11:00
定刻より10分遅れて、サッポロテイネスキー場へ到着。同時に、佐藤君とその同僚のKさんも到着。結局要領よく合流できた。このスキー場が、そのくらい街と近い事を示す話でもある(30分もかからないらしい)。
まずは3人で足慣らし。僕にとっては本州とは比べ物にならないくらい雪がいいのだが、地元であるKさんは「いや、まだこれはストップ気味だ。」という。既に感覚が違っていて驚愕した。
・12:30
時間がもったいないので、飯を食わずに滑る事に決定。
全く街が見えないシティビューパノラマコースと女子大回転コースをまわす。後者は大会前でバリバリに凍らせてあり、「これが競技バーンか」とビビる。シティビューパノラマは、高速ペアリフトがかかっており練習になかなか良い。
滑っていると、ちびっ子が歓声を上げながらひょいと林の中から出てきて驚く(危ないとかじゃなくてすいすい動くのだ)。僕らが小さい頃、裏山であそんでいたように彼らはスキー場で遊んでいる。中学生くらいのレーサーの格好をした子は、鮮やかにバリバリに固まった女子大回転コースを降りて行く。なんてところだここは。
・14:00
晴れ間が見え、札幌の街並が見えてきた。改めて、街の近さに驚きながらシティビュークルーズと許可された林の中(ネイチャーゾーン)を滑る。晴れると、名前に偽りは無かったことがよくわかった。大変失礼しました…。
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その後、オリンピアゾーンに降りる。こちらにも練習にもってこいのきれいなバーンがたくさんあった。ナイターもやっているようで、仕事帰りにひょこっとこれそうな場所で正直うらやましい。一緒に来ている2人も仕事帰りに来た事があるらしい。東京で仕事帰りにスポーツセンターに行く感覚と全く変わらない。
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・16:30
滑走終了。着替えとシャワーはホテルでする事に決め、最低限荷物をまとめられる時間を残してバスの発車時間ギリギリまで滑っていた。その間、2人は先にあがって定山渓に風呂に行ったらしい。温泉が近いのは福岡に似ている。
・19:00
すすきのへジンギスカンOFFに。ここで、彼の同僚がもう一人合流した。
佐藤君とっておきの店『居酒屋しんや』さんを紹介してもらう。昼飯を食べていないので生きているのが辛いくらいおなかがすいていたので、本当にばくばく食べていた。肉も生で行けて、マジでうまい。
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・22:00
解散。皆さんに別れを告げ、そのままホテルへ。寝る準備がほとんど終わっていたので、着替えて速攻で寝てしまった。実は、前日の勉強会の後、まとまった睡眠時間を一切取らずここまで来ていたのだった…。

■今日のまとめ
・北海道の雪の基準は本州とは比べ物にならないくらい良い。
・札幌の市街地から30分ほどの所に標高1,000m級のしっかりしたスキー場がある。
・札幌の人たちは、まるでフィットネスクラブに行くように、さくっと滑りに行く。そして、西の人間である僕らの想像以上にそれは身近なものである。

■備考
・シャトルバスだと運転の心配は無いですが、待機しているうちに時間が削られてしまいます。雪道の運転に自信があるなら、レンタカーの方が時間が有効に使えていいかもしれないです。
・冬に札幌に旅に出られる方で、みっちり滑らないけど道内観光をしながら滑る時間をもつなら近くて最高です。僕みたいな時間が少ない弾丸ツアーの人にもおすすめです。でも、できる事ならゆっくり滑りたい…。
・普段ならこの滑り方が云々と能書きが思いつきますが、今回はそれ以上にカルチャーショックがたくさんあって面白い一日になりました。
札幌市内 スキーの旅 2011 - a set on Flickr