週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - スノーパル2355で会津高原たかつえスキー場へ

今回は、東武鉄道が毎冬出している「スノーパル2355」という夜行列車で、会津高原たかつえスキー場へ出向きました。僕が乗った日は7,800円でして、朝飯もついてお値打ちでした。

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■サマリー
・場所: 会津高原たかつえスキー場
・天候: 雪
・気温: -6度くらい
・積雪: 180cm

■レポート
・0:00
ちょっと早めに北千住駅着。スノーパル2355に乗車して会津を目指す。
イスはリクライニングはしないのだが、膝掛けとスリッパがついていて、なかなかいい。スリッパがもう少し大きければ、もう言う事なしである。靴のサイズ26cmの僕だと、かかとが3センチほど出てしまう。
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栗橋駅を過ぎると、車内は消灯。
・2:40
新藤原駅 到着。ここで運転停車。ここの駅から2〜3分歩くとセブンイレブンがあり、一通りの食料が調達できる。僕はどうしてもビールが飲みたくなったので、ビールを買ってしばし休息。ただ、民家が近くにあるから、騒いじゃダメよ!寒いから騒いでいる人はいなかったけどね。
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5時に新藤原駅を再出発して、最終目的地の会津高原尾瀬口駅へ。
・5:30
野岩鉄道はトンネルばかりで何も見えない。いつの間にか到着してしまったという感じ。
この先は、たかつえスキー場、だいくらスキー場、ともにチャーターバスで移動。どちらもスキー場のセンターハウス前につけてくれるので非常に便利。
・6:30
着替えて、朝食。朝食はセットである。すばらしい。ボリューム満点。
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・8:00
十分に準備運動を行って、滑走開始。
なんと、昨晩は30cm以上も雪が降ったようで、圧雪がさっぱり間に合っていない。パウダー祭りなのだが、基礎板である OGASAKA Keo's 165cm の僕はなかなか板が返ってこなくて結構滑りづらい。今シーズンほど Vector Glide の Cordova が欲しいと思ったことは無い。
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10:30を過ぎると自然と新雪→不整地→ナチュラルバーンと斜面が落ち着き始め、普通に滑る事ができるようになってきた。
・11:30
ちょっと早めの昼飯。焼きカレーに唐揚げをつけて1,300円なり。価格は普通、ボリュームは結構ある。充分腹ごしらえできた。
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・12:00
再スタート。主に、ロマンスコース・パラダイスコースを使って練習。基礎練習はファミリーコースが非常になだらかでやりやすい。
前者では通常の滑走練習、後者では360度回転(フリースタイルを始める訳じゃないけど)やプルークボーゲンを始めとしたバリエーショントレーニングを行う。リフトが遅いのが難だが、人もすごぶる混んでいる訳でもなく快適に練習をする事ができた。
・14:45
滑走終了。さくっと後片付けをして、15:30のバスで帰る。
・16:21
AIZUマウントエクスプレス鬼怒川温泉駅へ向かう。45分間、立ちっぱなしであった。それだけ混んでいた。
・17:13
スペーシア きぬ136号で北千住駅へ戻る。さすがバブル期に設計されただけあって、内装が立派。だけど満席でなかなかやり過ごしづらい。
・19:02
北千住駅着。あっという間だ。

■今日のまとめ
・360度回転を練習すると、滑走中のターンも自然とスムーズになる。ポジションがよくなるようだ。右、左、前→後、後→前で、得手・不得手がある事もわかった。これは滑走時の得手・不得手と合致する。
・板に乗り込む、というのはわかりづらくて、ターン中は遠心力に乗って行く、と考えると急にスムーズに滑る事ができるようになってきた。
(以上2点は1月16日の宿題でもあった)
・バーンが荒れると、どうも体が遅れやすくなる。無理にカービングしようとせず、スキッディングで速度を落として体が遅れにくくなるよう調整することも大切なのがわかった。

■備考
・日帰り約8,000円という価格だけを見ると新幹線やバスでも存在するが、車内サービスや朝食、そして温泉(これは入る時間がなかった)までついている事を考えると、いいと思う。僕は朝に弱いので、夜行列車だと夜のうちに電車に乗れて助かる。東武伊勢崎線沿線の人にはよりメリットが出るはずである。
東武鉄道の電光掲示板には東京スカイツリーの現在の高さが表示されている。
・次の週にだいくらスキー場へも足を運びました。「滑走日報 - 練習に最適 会津高原だいくらスキー場へ行く」をどうぞ。