週刊 スポーツこえむ

スキーと自転車の事を綴ったブログです

滑走日報 - 最高と最悪

今まで足を運ばなかったスキー場第二弾!今回は志賀高原へ2泊3日で足を運んでいます。とはいえ、これは大学院の合宿ゼミも兼ねているんですよ。

■サマリー
・場所: 志賀高原 一の瀬ファミリー・一の瀬ダイアモンド スキー場
・天候: 晴
・気温: -10度くらい? (19時)
・積雪: 200cm(一の瀬ファミリー・一の瀬ダイアモンド)

IMG_2137

■Skilineデータ

■レポート
・15:00
池袋から高速バスで長野を経由し、志賀高原 一の瀬にある志賀一井ホテルに到着。しばらく、ゼミタイム。その後、晩飯を食べる。
・18:30
歩いて一の瀬ファミリースキー場へ到着。ナイター料金は2,000円で一の瀬エリア限定。すごい、バーンが整備し直され、かつ無風の中でキーンと冷えた空気がバーンを引き締めていた。そして、人がほとんどいない。こうなれば、やる事は一つ。無心でカービングをキメ続けることである。
そうそう、動いているピステンを初めて観た。なかなかの迫力である。
IMG_2136
・19:30
体があったまったので、一の瀬ダイアモンドスキー場へ移動。少し斜度がついたので、さらにみっちりと滑り込む。人は少し多いが、それでも日中の混雑状態とは比べ物にならない。また、こちらには高速リフトがかかっており、5分以内に1本滑り終えてしまう。澱みなくガンガン滑り込む。
空気中の水分が固まりキラキラしており、空にダイヤをちりばめたような印象的な雰囲気だった。
・20:45
寒すぎて辛くなってきたため、滑走終了。-10度はきっていたはず。帰って、即お風呂に入った。

■今日のまとめ
・ナイターの滑りやすさは特筆できるレベル。
・ナイターには濃そうな人しかいなかった。
・寒すぎたのが参った。

■備考
志賀高原の真価を、僕はまだ知らない…明日をお楽しみに。

滑走日報 - 聖地巡礼

大変お恥ずかしながら、これだけスキーをしているのにも関わらず、八方へは一度も足を運んだ事がありませんでした!ええ。自分の技術もようやく八方で楽しめる水準になりましたので、満を持してスキーの聖地へ足を運ぶ事としました。

■サマリー
・場所: 白馬八方尾根スキー場
・天候: 雪
・気温: -8度 (朝8時)
・積雪: 240cm

IMG_0275

■レポート
・6:00
修士論文の最終発表・口頭試問を終えた後、新宿発の夜行路線バスに乗り、八方インフォメーションセンターに到着。夜行バスはどうも慣れない…。とっとと着替えて、白樺ゲレンデのゴンドラ乗り場へ向かう。
・7:30
ゴンドラ アダム 運行開始。さらにアルペンクワッドを乗り継ぎ、一気に名木山ゲレンデまで降りる。雪がしんしんと降り続き、滑っているときは何ともなくとも、リフトに乗っていると寒い。
・9:00
国際第三ペアリフト沿いに移動。標高が高い所に、広々としたバーンがある。練習になかなか良いな…と思っていたら、どんどん混んできた。そのうち、人がポールに見えるくらいに混み始めたので、咲花ゲレンデに降りた。さすが2月の3連休だ。
IMG_0281
・10:30
黒菱ゲレンデまで再び登り、カフェテリア黒菱で早めの昼食。この時点で食堂は空いていたが、1時間後には大混雑していた模様。立田揚げ定食をがっついた。その後、リーゼングラートまで登ったのだが、辺りが真っ白すぎて酔ってしまい、早々と下り黒菱で楽しむ事にした。
・12:30
あまりに人が多いので、スカイライン第二ペアリフト沿いを下り、咲花ゲレンデを通り、連絡コースを経由して白樺ゲレンデへ向かう。スカイライン第二ペアリフト沿いはすり鉢状になっていて、何回か滑り込むと面白いかもと思ったが、今日は混雑が激しいのでやめておいた。
・13:30
白樺ゲレンデで、SAJ 一級の検定が行われていた。スキーが好きな人ならご存知かもしれないが、八方の検定は採点が非常に厳しく、かつ滑走後直ちに得点が公表され、スパルタンな点で有名である。しばらく見学していたのだが、「ここまできれいに滑らないと70点(=合格点)にならないのか」と驚愕した。一級への道のりはなかなか厳しい事を悟る。それにしても、ギャラリーが多いな…
F1000003
・14:30
比較的空いていた名木山の壁で練習。八方の中では短めのバーンだが、広々とした程よい斜度でバリエーショントレーニングがしやすい。また、ここではSAJ 二級の検定が行われていた。
・16:00
せっかくなのでもう一度リーゼンスラロームコースを滑り、滑走終了。それにしてもよく滑った。広々としたゲレンデを巡っていたらあっという間に1日が終わってしまった。
・16:30
着替えた後、八方インフォメーションセンターの向かいに温泉があるので足を運んだのだが、混んでいたので入るのは諦め、併設されている足湯で休憩した。続いて、交差点の向かいのカフェがに足を運んだ。お酒も出せる模様。いい雰囲気だったので、滑った後に行くといいかも。サルサドッグが大きくてびっくりした。
IMG_0294
・17:30
新宿行きの高速路線バスに乗り込み、家路につく。途中、混雑していて1時間遅れの23:30に新宿駅に到着。終電まで残り30分であったので、ヒヤッとした。次回は1本早めのバスか、新幹線で帰った方が良いのではと思った。

■今日のまとめ
聖地巡礼は問題なく完遂した。
・八方はスキーヤーが多い。
・八方インフォーメーションセンターの付近にくつろげるスポットがあるので、利用されたし。

■備考
・次回は3月以降に兎平でコブの練習をしたい。
・初心者を連れてこない方が良い。咲花ゲレンデ以外は中・上級者向けばかりである。なお、咲花ゲレンデ専用のリフト券「デビューチケット」(2,000円)がある。

滑走日報 - 2012-2013 シーズン スタート

やっと修士論文が終わり、スキーを再開できる状況になりました。
3ヶ月遅れのシーズンインです。

■サマリー
・場所: GALA湯沢スキー場
・天候: 雪
・気温: -4度 (朝5時)
・積雪: 330cm

IMG_0220

■レポート
・7:50
Maxとき 301号で越後湯沢駅を経由し、GALA湯沢駅に到着。Maxたにがわ 71号が満席で取れず、ときを泣く泣く選択。東京駅を発つ時はMaxたにがわの方が遅いのに、越後湯沢駅で抜かれてしまった…
・8:00
今年も、いつも通り「おはようございます」のアナウンスとともに滑走開始。
圧雪した上にすねまで雪が降り積もったバーンをのんびり滑り始める。新雪はちょっと湿っぽく、かつ新雪の下がガリガリなのが、なんとも越後湯沢な感じである。どうやら、昨日は雨が降ったらしく、今日来て正解だったようだ。
・10:00
感覚を早く思い出せるよう、今年も半日だけスキースクールへ。さすがハイシーズン、スクールは大賑わいである。2級ともなると一般の最上級クラスに割り当てられるようだ。
今日の講習は、ガッツリ基礎練である。主に、体軸移動についてであった。ターン中、6時(切替)の位置に来たら少なくとも体軸が山に残らないよう板を谷側にずらすくらいに、そして3時・9時のタイミングでしっかりと真ん中に荷重を…体を落としながら自然なターンが生まれるように身をこなす練習を行う。この練習、なかなか目から鱗であり、シェーレン気味だった自分の滑りがぐっと改善した。どうも、これまでは3時・6時の時点で荷重が内側に残っていて、外足の荷重が外れてしまうことが問題だったようだ。
練習は、板の「面」を意識するメニューをこなす。どちらかの板をまっすぐにしつつプルークスタンスのまま荷重だけで横・前に移動する練習、そして切替の時点でしっかりと板の面を使って谷に落とせるようにする練習であった。何となくできるのだが、しっかりやろうとするとこれが難しい。また、パラレルスタンスになった時に、スタンスが少し狭いと指摘を受けた。
あと、今日の担当インストラクターさんは、比較的講義が長かった。ある程度のレベルに行ったら、滑り込むだけではなく、論理を知る事でも理解を深めるよい機会になると思う。
・12:00
講習終了。とったチケットが午前券だったので、残り1時間を先の講習を基に自主練にあてる。切替を丁寧にやるとのんびり滑っているように感じるのだが、意外にスピードが落ちていない事がわかる。板の面を使うと、速度が適切に乗るようだ。
・13:10
滑走終了。下山コースを下って、そのまま駅へ。昼飯を食べて、Maxたにがわ 416号で帰る。
この電車であれば、東京に着いてもまだ15時台だ。5時間滑ったのにも関わらず、東京23区内に住んでいながら、自宅で夕刻をのんびりと過ごす時間を作る事ができる。

■今日のまとめ
・3時/9時のタイミングで荷重をきちんと真ん中に持って行き、体を落とす。
・切り返しを丁寧にやることで、感覚はのんびりだが、スムーズな連続ターンをこなせるようになる。

■備考
・Maxとき 301号でGALAに行くのは結構めんどくさい。自由席でMaxたにがわ 71号に乗っておくのだった。
・今年は「GALA日帰りきっぷ」がない。夜遅くにチケットが買える・すぐに買える・変更やキャンセルの自由度が高いこのきっぷの復活を待ち望む…

滑走日報 - 充実の滑り納め

今シーズンはあまり滑る事は出来ないと覚悟していたのですが、意外や意外、春スキーを中心に滑る時間を取る事が出来ました。今日は今シーズン最後、滑り納めの日です。

IMG_0417

■サマリー
・場所: GALA湯沢スキー場
・天候: 晴
・気温: +6度 (6時)
・積雪: 200cm

■レポート
・8:11
たにがわ 401号にてGALA着。今回も 6,700円 平日特価プランを使った。安い。この日のために、固いワックスを入れて板を保護するようにした。
・8:30
滑走開始。朝6時で6度というアナウンスがあったが、この時間にはもう10度を超えている事は確実。一本目から汗が出てくる。当然、気温は正午に向けてぐんぐん上昇。ぷはぁ〜、まるでロードレーサーで走っている時のよう。
スーパースワンのコブは雪が解けて浅くなっていた。前よりは、滑る事が出来たんじゃないかと思う。
IMG_0424
ちなみに、整地はスーパーブロードウェイが空いていてかつ1枚バーンなのでおすすめ。入る場所が分かりづらい所だけ、注意。とはいえ、他のコースもハイシーズンに比べたら空いていて気持ちいい。
お昼をとる前に、下山コースを使って駅に戻る。さすがに麓の方は融雪が進んでいて、雪は補充されているもののコース幅がかなり狭い所がある。そこだけはプルークスタンスでちょっかるか、ボードの人は木の葉で降りた方が安全。とはいえ、まだ下山コースが使えるのがすごい。
IMG_0415
・11:00
昼飯は、駅の食堂でハンバーグと唐揚げセット。みんなここで食べないよなー、もったいない!
IMG_0423
その後は、また3階の座敷で昼寝。昼寝最高。
・12:30
滑走再開。ここで問題発生、ターン時に右膝が痛む。特にひねった訳でもなく、歩く時は気にならないレベルであるものの加重をかけると刺すような痛みがある。どうしたもんか。
と、いいながら山頂コースにコブが出来始めたので、滑りに行く。それなりの長さがあり、かつスーパースワンよりも斜度が緩いのでいい感じ。
IMG_0427
でも、やっぱり膝が痛いのと、ベンディングがへたくそなのがよくわかったので、程々にした。ということで、おやつタイム。アイスがうまい。
IMG_0432
最後は、のんびりと、本当にのんびりと滑る。そうしていると、南風が強くなり始めた。GALAは南風が強くなるとゴンドラが止まってしまう。ただでさえ早いクローズの時間がさらに30分早まり、15:30が終了時刻になるとの事。まあ、僕はこれより早く帰るんだけれど…。
・15:00
今シーズンの滑走終了。今後、4月も末まで滑る機会はそう滅多にないだろう。雪が多い年だったことが幸いした*1
IMG_0435
16時台は越後湯沢駅まで行かないと電車がないので、シャトルバスに乗りMaxたにがわ420号で帰る。やっぱりぽんしゅ館の利き酒コーナーは工事中だった。

■まとめ
・春スキーはのんびり楽しむべし。体力はハイシーズンよりも使うので注意。
・硫安が撒かれているのと、そもそも雪が汚れているので、帰ったら板を洗うべし。
・固いワックスでも、さすがにこの天候だと剥げてしまう。

■備考
・なんだかんだ言って、僕の今シーズンは4ヶ月以上ありました。長っ!

*1:農業の人は大変だろうな…

滑走日報 - コブ自主練

今日も有給休暇を取って、春スキー三昧です。コブの練習を中心にやるために神立高原スキー場へ足を運びました。今年は4月13日まで平日にも営業をしているのです*1

IMG_0339

■サマリー
・場所: 神立高原スキー場
・天候: 晴
・気温: +4度 (朝)
・積雪: 270cm

■レポート
・8:30
Maxとき303号で越後湯沢駅まで行き、そこから送迎バスに乗ってスキー場に到着。平日自由席プラン 7,500円とこれまたお得なプランがあったのだ。
支度をして、滑走開始。硫安がまかれてよく整備されたバーンに加え、おととい滑った後にすぐに入れた高フッ素型ワックスがよく効いて、すいすいっと板が滑ってゆく。
・9:30
アップも終わり、モーグルバーンへ。常設のモーグルバーンは雪崩の恐れがあり閉鎖されていたのだが、隣のより急でかつ長いバーンに臨時モーグルバーンができていた。震災直後もモーグルバーンを維持するほどにモーグルバーン整備に力を注いでいる神立高原らしさが出ている。
IMG_0343
傾斜があるといっても、上から中腹まではそれほど斜度がないので大丈夫だ。問題はそのあとで、やっぱりぶっ飛ばされてしまう。うまい人の滑りをよく見ると、きちんとベンディングできている。なるほどと思い、ベンディングに気を付けながら滑り込んでゆく。
・11:00
おなかが空いたのでお昼を食べる。カルビ定食 1,000円也。肉は固いが、逆にこのくらいのほうが食べている感があっていい。その後、ちょっと昼寝をする。
IMG_0335
・12:00
滑走再開。少しアップをした後、またモーグルバーンへ。
IMG_0347
だんだんできなくなってきたものがある…ベンディング時の抱え込みの姿勢だ。もう、ももがへろへろでひざを曲げるのが遅れてしまっているのである。いやはや、こりゃ来シーズンはきちんと下半身を鍛えないとコブは満足に滑ることはできないと悟った。
ちなみに、春の雪は緩んでいるせいかこけても痛くないので、こけるのを怖がらずにモーグルバーンに突っ込んでみるといい。板にはそれなりに傷が入ってしまったが orz
その後は、別のコースでのんびりと春の陽射しを浴びながら滑っていた。春スキーというのは普通に滑っているだけで幸せな気分になれるので、ちょっと滑れる人から玄人までお勧めである。尚、顔に日焼け止めを塗っておくといい。
・14:00
疲れたので、けがをしないうちにあがる。
その後、越後湯沢駅にあるぽんしゅ館の利き酒コーナーで日本酒を飲もうと思ったのだが…なんと!改装中でやっていなかった。これを楽しみに早くあがったのだが意味がなかった。
IMG_0350
やることがなくなりふてくされた自分は、とき328号でとっとと帰ることにした。
・16:15
上野駅着…と思いきや、会社からトラブル発生との電話連絡があり、スキー板を担いで会社に行くことになった。ノートPCを背負って滑ったことがあるが、今度はスキー板を担いで会社に行くことになった。今度は何を担いで仕事をしようか…

■まとめ
・ベンディング重要。斜度が深くなるほど、吸収動作ができなければ飛んで行ってしまう。

■備考
・春スキーはかなりスキー板が汚れます。ワックス切れも早いです。板を大切に使うためには、都度のクリーニングワックス+滑走ワックスの塗り直しをしましょう。
・今、ぽんしゅ館の利き酒コーナーお休みしているので、行こうと思っている人は気を付けてください。
・今回の臨時モーグルバーン、長さと言い斜度と言い案外常設のものよりいいかもしれません。

*1:休日だけならGWまで営業